こんにちは、内海です。
突然ですが、今、
「うちの子は集中力がない」
「次のテストではもう少し高得点を取って欲しい」
「勉強しなさいと言っても、私の言うことを聞いてくれない」
と悩んでいるお父さんやお母さんはいらっしゃいませんか?
私は今、家庭教師のアルバイトをしており、
小学校低学年のある男の子を担当しています。
そして一昨日、初回授業を行いました。
授業前に親御さんと話す時間があり、
お話を伺っていると、先ほどご紹介した
上記のようなお悩みをお持ちだったんです。
私は大学時代も
趣味で4年間塾講師をしていましたが、
その時からよく聴く悩みの1つでした。
結論から言うと、この悩みは、
たった一つのあるポイントを意識するだけで
多くのお子様の場合は解消されます。
それは、
「相手が興味のあることは何でも利用する」
です。
なんだそんな当たり前のことか、
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
①復習になる
②内海なりの活用方法をアイデアの材料にできる
かも知れませんから
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです(^^)
「相手が興味のあることは何でも利用する」
とは具体的にどういうことかと言うと。
例えば、
ひらがなを勉強中の小学1年生の男の子がいたとします。
彼はポケモンが大好きです。
勉強以外の時間はずっとポケモン図鑑を観たり、
Youtubeでアニメを観ています。
親御さんは彼に、ドリルや教科書を使いあの手この手で
ひらがなを書かせたり、読ませようとしますが、
なかなか集中してくれず、目を離すとポケモン図鑑ばっかり観ています。
子供は自分の気持ちに素直ですし、
特に小学校低学年だと、
もうほんっとうに興味のないことには一切見向きをしませんよね笑
そんな姿を見て、
「そのポケモン図鑑に使う集中力のほんの少しで良いから勉強に使ってくれない?」
と、そんなふうに思われるかも知れません笑(^^)
そう言いたくなる気持ちをぐっと抑えつつ(笑)
先ほどご紹介した
「相手が興味のあることは何でも利用する」
を意識してみると、
「ポケモンの名前をひらがなで書いてもらおうかな?」
「アニメを字幕付きで観てもらおうかな?」
「ポケモン図鑑を音読してもらおうかな?」
と、いくつか新しい勉強法が浮かんできます(^^)
これは、ドリルや教科書を使った勉強法よりも、
お子様にとって楽しく興味があることなので
自然と集中して取り組んでくれます。
そして、お父さん・お母さんにとっても
お子様がひらがなを身につけてくれるので
お互いにとってベストな選択ではありませんか?
実際、私も大学生の頃から、
「相手が興味のあることはどんどん活用していくぞ!」
と意識して教えていましたし、
一昨日の小学校低学年の親御さんからも
「こんなに集中してひらがなを書いている姿は初めて見ました」
とご好評をいただきました^ ^
今回は親と子の関係をテーマに
このポイントをご紹介しましたが、
これは上司と部下、友人、恋人など、
多くの人間関係で使えるポイントだと思います。
・生徒に何かを伝えたい
・部下に私の話を聞いて欲しい
・友達にこれをして欲しい
そんな時、
「相手の興味のあることはなんだろう?」
「それを利用して伝えることはできないかな?」
と考えてみても良いかも知れません(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました!
執筆者プロフィール
内海 大(うつみ だい)
コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ
海外旅行と温泉が好きな24歳。
営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。
父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。
筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。
洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。
大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。
受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。
彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。
しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。
「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」
そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。
社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。
「本当に今の会社のままで良いのか、
一度きりの人生を無駄にはしていないか」
という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。
その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。
正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。
夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。