皆さん、こんにちは。
北海道旭川市でキャンピングカーレンタルのウレシカを営んでおります山岡です。

今回は、旅をされたお客様との対応の中で気付いた事に対して少しシェアをさせて頂きます。

 

そのお客様は、緊急事態宣言の発令により
出発直前までお客様は旅行を取りやめるか、行くか悩んでおりました。

ご予約の時から、奥さまとは何度も何度も電話やメールでやりとりをしました。
・宿泊場所(キャンプ場やRVパークの営業情報)の確認
・北海道の皆様の雰囲気(旅行者に対して排他的ではないか)の状況
・アクティビティの営業情報
 など。。

 

お伝えした当時でやっているところ、やっていないところがある。
また、緊急事態宣言の発令直後であった為、変動する事があるので
逐次チェックする必要がある旨お伝えをしておりました。

 

悩んだ結果、お客様はキャンピングカーによる北海道旅行をされる決断をされました。
ご夫婦はワクチン接種も完了し、お子様も発熱などの症状もないので出発を決断されたようです。

 

それ以上にこの夏3兄弟の思い出も作れていない。
3人のお子様と日々室内で過ごしている環境が、お母さんにとっても非常に苦しかった様です。

 

出発当日旭川空港でお客様と会ってすぐに「北海道に来てよかった」という言葉を頂戴しました。
その後、車の使い方のご説明をする中で何度も何度も「北海道に来れてよかった」と言ってました。

 

三男くんが出発時すごく不思議な顔をずっとしてました。

「なんか臭い。」

そうなんです。旭川空港の隣には牧場があります。
(そこのソフトクリームすごく美味しいんですw)

牛の匂いが初めてだったようです。
牛乳やソフトクリームは食べた事があって、牛の存在もTVでは見た事があっても
匂いまでは体験した事が無かった様です。

 

私にとっては小さいころ祖父の家の近くに牧場があって、よく牛乳を買いに行っていたので
何ら不思議な匂いでもありません。

 

コロナ禍で
テレワークなどの技術を使って電話会議など、簡単に便利に利用し、仕事ができます。
でもその「簡単・便利」などという言葉は、一度実体験をし不便さや不自由さを感じないと分かりません。

その体験をした人が色々考え対策をして、便利なツールが出来るんだと。

技術者は色んな体験がオンラインで出来る仕組みづくりをしております。
コロナ禍でそのスピード感は本当に早いです。

しかし、私はオンラインでは限界があるかなぁっと思ってます。

今回の匂いだったり触り心地だったり、空気感だったり
現地に行かないと分からない事や感じ取れない事があるんじゃないでしょうか。

 

ちなみにそのご家族はご自宅に戻ってからもキャンピングカー旅が話題にあがるようで、
三男くんは、今ご自宅にあるミニカーを駆使して、キャンピングカーの貸出風景や旅行を再現しているみたいですw
そして次男くんの次の誕生日はキャンピングカーのミニカーをおねだりしていたり
長男くんは、ツアーに参加したガイドさんの豊富な知識に感銘を受け、師匠としたっている様ですww

 

ちなみに写真はご家族が体験した「虹とウレシカ号」です。

この虹もほぼ半円。都会ではビルの合間から虹を見る事ができても
こんな半円で端から端まで見る事は出来なかったようで、絵本の様だったとの事です。
大きすぎて全貌が写真に収まらなかったみたいです。

 

中々、大手を振って旅を出来る時期ではありませんが
コロナと上手にお付き合いしていきながら旅をしてみてはいかがでしょうか。
きっと今回のご家族のように体験から得られる事があるかと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

執筆者プロフィール

山岡 大介(やまおか だいすけ)

北海道 旭川市生まれ・育ち
大学卒業後、大手通信会社に勤務後
札幌にてキャンピングカーレンタルを共同で起業。その後旭川でウレシカとして独立。

ureska(ウレシカ)
ホームページ:https://ureska.jp/

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