皆さん、おはようございます!
北海道旭川市の旭川龍谷高等学校で教員をしています松岡と申します。
サッカー部の顧問をしており、日々子供達と素晴らしい時間を共有しています。
今回、ご縁がありこのブログに投稿する試され事を頂きました(笑)
今の高校生の様子や私自身が感じたちょっとしたことを文章にして、皆さんにお届けしたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
今日のタイトルは「卒業」の話を
3月1日サッカー部の10名の選手と3名の女子マネージャーがこの校舎から旅立って行きました。
在校生は当日出席できないので、28日の卒業式練習の日にお見送りを。
彼らが入学した3年前の春、ただただ先輩の背中を追いかける毎日。
1年生リーグでは、敗戦続きで喧嘩や揉め事も沢山ありました。
「辞めたい」「面白くない」文句や弱音とまだまだ未熟な子供達でした。
2年生の春、夏の全国大会へ通じる大会と全国大会が中止に。
目の前で落胆する先輩に何も出来ず、悔しい思いをしていました。
その先輩達が引退してから、彼らはとても変わり出しました。
「この悔しさを晴らすのは、自分達だ」と。
手を抜かず、苦しい練習も笑顔で!
後輩達もそんな先輩についていくようになりました。
最終学年では、このブログにも載せていますが
高体連旭川支部大会で延長PKで敗戦はしましたが、後一歩でベスト4進出ならず。
リーグ戦では、試合前日に本校でコロナクラスター発生。
旭川龍谷だけがリーグ戦から辞退・・・。
また去年の様な苦しい局面が目の前に。
「なんで俺達だけがこんな辛い思いをしなきゃいけないのか」
2年生がそんな事を思っていた時、3年生の彼らは
「大丈夫!必ずこの苦しい状況も必ず終わる」
「その時の為に、練習を積み重ねて試合で大暴れしようぜ」と。
本当に、人としても大きく成長してくれていました。
結果、リーグ戦は後期から参加し3部から2部昇格を決めました。
本当に、沢山の事を後輩や私に教えてくれた3年生には感謝でいっぱいです。
卒部式では皆んな後輩や私に
「このサッカー部を選んで良かった」
「このメンバーでサッカーが出来て幸せだった」
「先生と出会えて良かった」
こんな嬉しい言葉を残して卒業して行きました。
「有難う3年生、僕も君達と出会い同じ時間を共有できた事幸せでした」
「卒業おめでとう!いつでもグランドへ帰っておいで、俺はここに居ます」
この仕事をしていて、本当に多くの出会いがあれば、別れもあります。
あんなに小さく未熟だった背中が、大きく逞しい背中へ。
毎年、体育館を出ていく子供達の背中を見ていつも感動させられます。
さぁ、4月にはまた元気な1年生が入学し、在校生は一つ上の先輩に!
また、どんな事が目の前で起こるのか楽しみです!
そして、もう一つご報告を
以前、ここのブログで書いた「サクラサケ」
で紹介したキャプテンが見事に北海道教育大学に合格しました!
「先生!受かりましたぁ」最高の知らせを貰えました。
いつの日か教員となりサッカー指導者になる彼を楽しみに・・・。
さぁ、私も未来ある日本の若者に今日も全力で関わって来ます。
「今日もワクワクな 1日に!」
最後まで読んで頂き、有り難うございました。
旭川龍谷高校 教諭 松岡英樹でした!
執筆者プロフィール
松岡 英樹(まつおか ひでき)
京都生まれの京都育ち、27歳で北海道旭川へ。
現在は旭川龍谷高等学校の教員として23年目に。
サッカー部の顧問として子供達と日々成長中です(^^)
「今日もワクワクな 1日に」をモットーに。
子供達の姿を見てください!
旭川龍谷高校サッカー部では、練習風景や試合結果などをFacebookやTwitterでお届けしています。子供達の姿をご覧ください。