皆さんこんにちは!
北海道旭川市でみつばちタクシーという
会社を経営している岸 政充と申します。
仕事を通じて感じたことや日々の日常で思ったこと、
考えさせられたことなどを書いていこうと思っています。
先日、子供達とアンパンマンを見ていた際にアンパンマンのマーチ
を子供達が歌っているのを聞いて
私も小さい頃からこの歌が大好きなことを思い出しました。
アンパンマンの作者である、やなせたかしさんが作詞された、この歌の歌詞に
「何の為に生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ!」
「何が君の幸せ 何をして喜ぶ 解らないまま終わる そんなのは嫌だ!」
という歌詞があります。
大人になるにつれて、この歌詞の深さに勇気をもらい
励まされ、今では自宅のトイレにこの歌詞を飾っています。
2013年にやなせたかしさんが「ぼくは戦争は大きらい」という本を出版されています。
昭和15年にやなせさんに召集令状が届いた事から始まり
日中戦争に出兵され、終戦までの戦争体験を綴った本です。
あとがきに
===
ぼくは戦争は嫌いです。
一度戦争をしたら、みんな戦争が嫌いになりますよ。
ぼくは戦争の原因は「飢え」と「欲」ではないか、と考えています
ぼくが「アンパンマン」の中で描こうとしたのは、分け与えることで飢えは無くせること
嫌な相手とでも一緒に暮らすことはできるということです。
「マンガだからできることだ」「現実にはムリだ」なんて言わずに、若い人たちが真剣に
考えてくれればうれしいです。
===
と締めくくられています。
この本を読み終え、改めてアンパンマンのマーチを
読み返すと
また、違った感情が溢れてきました。
アンパンマンのマーチ
作詞 やなせ・たかし
そうだ うれしいんだ いきる よろこび
たとえ むねのきずが いたんでも
なんのためにうまれて なにをしていきるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!
いまを いきる ことで あつい こころ もえる
だから きみは いくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ いきる よろこび
たとえ むねの きずが いたんでも
ああ アンパンマン やさしい きみは
いけ! みんなの ゆめ まもるため
なにが きみの しあわせ なにをして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのは いやだ!
わすれないで ゆめを こぼさないで なみだ
だから きみは とぶんだ どこまでも
そうだ おそれないで みんなの ために
あいと ゆうき だけが ともだちさ
ああ アンパンマン やさしい きみは
いけ! みんなの ゆめ まもるため
ときは はやく すぎる ひかる ほしは きえる
だから きみは いくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ いきる よろこび
たとえ どんな てきが あいてでも
ああ アンパンマン やさしい きみは
いけ! みんなの ゆめ まもるため
連日ロシアとウクライナのニュースを見るたびに
心がざわざわして何とも言えない悲しい気持ちになります。
やなせたかしさんがアンパンマンを通して伝えたかったこと
改めて子供達に噛み砕いて伝えたいと思います。
1日でも早く戦争が終わることを祈っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
執筆者プロフィール
岸 政充(きし まさみつ)
有限会社みつばちタクシー 代表取締役
1981年3月28日生まれ 北海道旭川市出身
大学卒業後不動産管理会社に就職。
25歳の時に地元旭川に帰り、当時旭川のタクシー初乗り運賃が550円だった頃に、日本初となるホンダのFITを使ったコンパクトカー5台で始めた。 コンパクトカーで490円という低価格で「地域の足となる」をモットーに親切丁寧な接客のみつばちタクシーを設立。