皆さん、こんにちは。
北海道旭川市でキャンピングカーレンタルのウレシカを営んでおります山岡です。
ニュースでは、知床観光船の話題で持ちきりですね。
亡くなられた方もいますので、この場を借りてご冥福をお祈りいたします。
私もアクティビティを提供している身として決して他人事ではない話なんです。
観光船の会社がどのような安全対策を講じていたのか
それが十分だったのか、色々と気になるのですが
安全を考える時、大学時代に何かの講義(情報セキュリティ?)に
「安心と安全」について学んだことを思い出します。
安心の反対は危険。
安全の反対は不安と言われる様です。
同じ意味で用いられる言葉ですが、軸が違うんです。
2つの軸を合わせて考えると
①安全であり、安心だと考える
②安全であるが、不安を感じる
③危険であるが、安心と考える
④危険であり、不安を感じる
と4通りの状況があるかと思います。
私もレンタカーを提供する際、安全には細心の注意を払っております。
レンタカーの事業者がお客様に車を貸し出す際、
レンタカー事業者は3か月点検(法定点検)を行う必要があります。
現に整備管理者である私自身が確認しても問題はありませんが、
私は安全を提供する事と併せて、お客様には安心して頂きたいという想いもあり
第三者機関の自動車ディーラーにお願いをしております。
費用はすごく大変ですw
費用を抑えようとして私自身が点検した場合、
「昨日大丈夫だったからOK~」という点検結果となりかねません。
また、ディーラー点検をしているという事がわかればお客様にも
安心して頂けると思っております。(少なからず私がやるよりも・・・)
今回の遊覧船の運航会社も
船舶の法律や自社規定の中で色々と安全の取り組みを行っていても
結局、点検や判断を自分たちだけで内製化をした結果
日々の流れの中で「昨日(去年)良かったから今日もOK~!」という感覚が
あったのではないのかなっと思いました。
ニュースを見ても安全管理に対してばかりクローズアップされているのですが
提供する会社から見るとお客様に安心を感じて頂ける取り組みをしているかどうかが
結果、安全にもつながるのかなぁっと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
執筆者プロフィール
山岡 大介(やまおか だいすけ)
北海道 旭川市生まれ・育ち
大学卒業後、大手通信会社に勤務後
札幌にてキャンピングカーレンタルを共同で起業。その後旭川でウレシカとして独立。
ureska(ウレシカ)
ホームページ:https://ureska.jp/