皆さん、こんにちは。
北海道旭川市でキャンピングカーレンタルのウレシカを営んでおります山岡です。

 

先日、11年前に東京勤務の時に大変お世話になったお店のマスター方が旭川に来られるとの事で
一緒に食事に行きました。

初めての異動で東京に行った際、定例の北海道出身者が呑みに行く会(通称:北海道会)があり
その場所は北海道会お決まりのイタリアンのお店でした。
その後何度か幹事をさせて頂いたので、お店の人とも良くして頂いておりました。
ある時、マスターから「週末なにやっているの~?逗子遊びに来いよ!!」って声をかけて頂き
逗子に遊びに行ったのですが、
ヨットやジェットスキーに乗せてもらったり北海道では・・・というか、普通のサラリーマンでは体験できない様な遊びをたくさん教えて頂きました。

正直、逗子の想い出はそれ以上に厳しい想い出も多く残っています。。。
楽しいはずのヨットが出向~帰航までずっと怒られっぱなし。。。

周りの人からは「山岡くんかわいがられてるねぇ~」と言われてましたが
何もやっても怒られていた記憶があり、
正直途中ヨットが怖かった(ヨットに乗るマスターが怖かった)時もありましたww
なんでこんなに怒るんだろう。。。なんで僕ばかり怒られるんだろう。。。
部活動で使われる「かわいがり」なんじゃないかと、正直悩んだ時もありました。

「かわいがり」を調べると、とあるWebサイトには
  かわいがりとは、小さいものや弱いものを愛でて大切にすることである。
  転じて、自分よりも立場が下の者に目をかけ、
  あえて厳しくする面を肯定的に、また皮肉的に表現するときにも用いる。
とあります。

当時の私は皮肉的な表現の「かわいがり」を受け取ってしまってました。
それでもいつも気にかけてくれたマスターは
私が北海道に戻ってからも、転職してからも何度も何度も連絡をくれました。
私も東京に行くときには、マスターが居ても居なくても
マスターのお店には行くようにしてました。
マスターに会えばいつも怒られていましたが・・・ww

先日旭川で食事をした時、2次会でゆっくりコーヒを飲みながら
私の転職についてマスターの想いをお話頂けました。

「山岡の勤め人をやっておけば良かった。という人も居る。
厳しい状況の中生き抜いて、こうやって笑って逢えてる。
やりたい事やれて、笑ってご飯が食べられる。辞めて良かったじゃないか!
厳しい道を選び、進み、乗り越えて笑っていられたら、人としての深みがでるよ!」

というニュアンスのありがたいお言葉を頂きました。

私はてっきりいつもの様に怒られるんだと思ってたので意外な言葉でした。
(「なんでやめたんだよ~!!」ってw)
色々な難局を経験した先輩からお言葉を頂けた事に
嬉しくも改めて背筋が伸びる思いでした。

「かわいがり」だけではありませんが、発している言葉が厳しいと
相手にとっては皮肉的に捉えてしまう時もあると思います。
きちんとその言葉に「相手を愛でて大切にする」想いがあれば、相手に伝わるんだと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

執筆者プロフィール

山岡 大介(やまおか だいすけ)

北海道 旭川市生まれ・育ち
大学卒業後、大手通信会社に勤務後
札幌にてキャンピングカーレンタルを共同で起業。その後旭川でウレシカとして独立。

ureska(ウレシカ)
ホームページ:https://ureska.jp/

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