皆さん、こんにちは。
旭川でキャンピングカーのレンタル業を営んでおりますウレシカの山岡です。
今年は少し車両トラブルもありましたが、
グリーンシーズンも終盤になりました。
ご迷惑をお掛けしてしまったお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そんな中、ウレシカをやっていてほんと良かったなぁっという事が立て続けに2件ありました。
1件目のお客様は1日前倒しで返却されたお客様が居らっしゃいました。
返却時、私は別の対応があり、私の家族が対応したのですが
「子供さん達がめちゃくちゃ疲れた様子だったよ~」
という様子。
しかも返却時に燃料満タンがルールなのですが、後日支払うとの事で
そのままお帰りになられました。
なんだかご不便をおかけしてしまったのかと思い
当日燃料の請求がてらメールで色々とお話を伺ってしまいました。
私も改善点などあれば対応を・・・なんて思いましたので。。
なんとなんと、
春からお子さんが不登校気味で、キャンピングカー利用の前日に学校で遠足があり
そこから学校へ行って、そのままキャンピングカーでの旅となった様です。
キャンプ場でも大きな焚き火を見たり、同年代の子供達と遊ぶ事によって
お子様の学校熱が上がり、「月曜から学校へ行きたい!!」という事になり
月曜日までキャンピングカーを利用する予定が、日曜日返却となり月曜日から学校に行かれた様です。
ぐったりとしていたのは、思いっきり外で遊んで単に疲れてしまったという事でしたw
心配をしていたのに逆に感謝されてしまいました。
他のお客様も
ご出発前に何度もお電話を頂き、何度も下見に来られたお客様が居ました。
すごく神経質な方なんだなぁっと思い、対応をしておりました。
お子様がすごく楽しみにしているという話を聞いており
しっかり楽しんでもらえるようにサポートするつもりで準備をしておりました。
当日ご家族4人でご来店頂いたのですが
お子様のお一人が知的障害をお持ちの様で排雪もままならない感じなのか
ペットシーツみたいなものを敷いたり対応を頂きました。
そんなご様子でしたので、うちでご用意できるおねしょシーツなどをお貸出しました。
その後、通常の車の使い方や注意事項などご説明した後に出発となるのですが
私としてはいつも通り子供達に向けて「いってらっしゃーい!楽しんできてね~!!」っと声をかけたんです。
そしたら障害をお持ちのお子様から「ありがとう」とはっきりではないけど言ってくれて。
それを聞いていたご両親が泣きながら喜んでいました。
(人とコミュニケーションをとれる子じゃないので、びっくりした半面非常に嬉しかったという事でした。)
後日談としてご旅行後、通っている養護学校でも前よりコミュニケーションをとる事ができる様になってきたというメールも頂戴しました。
キャンピングカーをレンタルする。という
私にとっては当たり前の仕事でしたが
やはり、キャンピングカーを借りるお客様からみたら非日常なんです。
そんな非日常を体験して、日常が好転したという事を
2件立て続けにお伺いする事ができて
レンタカーやっててよかったなぁって感慨深い日を過ごしておりました。
だからこそ、今年発生してしまった
車両トラブルによるキャンセルは絶対起こさない様に
日々しっかりと車両管理をしていく必要があるんだと改めて感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
執筆者プロフィール
山岡 大介(やまおか だいすけ)
北海道 旭川市生まれ・育ち
大学卒業後、大手通信会社に勤務後
札幌にてキャンピングカーレンタルを共同で起業。その後旭川でウレシカとして独立。
ureska(ウレシカ)
ホームページ:https://ureska.jp/