おはようございます。

LGBTQ対応コンサルタントの廣川衣恵です。

 

「不満」とは「満たされない気持ち」だと私は思っています

どんなに幸せそうに見えても、人は何かしら不満を抱えているものです

 

「リーダーシップのとれる人を上司にほしい」

「うちの夫は、子育てや家事の大変さを理解してくれない」

「うちの妻は仕事のことを理解してくれない」

 

家庭、職場、学校、

生活の全てに、この不満が渦巻いています

 

この気持ちとどう付き合うかが、

毎日の生活の「幸福度」を大きく左右します

 

不満と上手に付き合えば、余計なことで悩まなくて済みます

心がささくれ立つのを防ぐことができます

 

逆に、不満がふくれあがると、

毎日が鬱々と、辛いものになってしまいます

 

ですから、不満を抱えないように、

不満に対する態度、心構え、考え方を

チェンジしてみませんか?

 

例えば、

あなたが「夫は私の気持ちを分かってくれない!」

と不満を感じたとしたら、

 

それは、夫に対する甘え、依頼心から

生まれてはいないでしょうか

 

分かってもらえないという不満(問題)は、

夫の態度が原因なので、自身では解決できない!

だから、夫に解決してほしい!

それでは問題を丸投げしていることだと思うのです

 

不満を感じているのは「私」

つまり、解決できるのも「私」にかかっているのです

 

二人の関係性に問題があるのですから、

自分が不満を感じているように夫も感じていないだろうか?

 

「私が夫の気持ちを分かってないとしらどこだろう?」と考え、

「私が自ら解決する」という意欲を持つことがとても大切です

 

不満で怒りを感じるということは、

それくらい相手が「どうでも良くない相手」

つまり、自分にとって意味のある

「大切な存在」「価値ある人」である証拠です

 

不満を感じたら、その不満を逆に

「相手に与えられる自分」を目指してみましょう

 

「理解してもらえない」と感じたら、

まずは

「自分が相手の気持ちを理解してあげよう」と考えてみてください

 

「少しも協力的じゃない」と感じたら、

自分が相手に協力できることはないかを探してみましょう

 

あなたが欲しいもの、不満に感じることを

相手に先に与えてみましょう

 

例えば

夫からねぎらいの言葉や温かい言葉がほしかったとします

 

その時は、あなたから夫へ先に

ねぎらいの言葉や温かい言葉をギフトしてみてください

 

だって、想像してみてください

あなたが夫からたくさん心温まる言葉をかけてもらって、

すごく嬉しかったら

自然と夫に感謝や愛情の言葉を返したくなるでしょう?

 

「なんで私が?!」といった心の抵抗を超え

先に与えていくと

きっと、相手が自然とその欲しかったものを

あなたに与えてくれるようになります

 

ただし、気を付けてくださいね

自分を犠牲にしてまで与えることはいけません

自分の心を満たしたうえで、ギフトしましょう

 

執筆者プロフィール

廣川 衣恵(ひろかわ きぬえ)

教育大学岩見沢校非常勤講師(人権教育・男女共同参画社会担当)
互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持ち自分らしく生き切ることができる日本を創ろうと起業準備中

廣川 衣恵のプロフィール

北海道札幌市生まれ。

4歳からピアノを習い、高校2年生から浜松の伯父宅に寄宿し、東京の音大教授に師事するも親の都合により進学が叶わず18歳の春に泣く。

2年ほど自宅でピアノ教室を主宰するが、元々、母の希望で習っていたピアノ。音大も出ていない自分が教えていていいのかという葛藤と将来の展望が描けず就職活動を開始。

しかし、新卒者ではない私に社会は厳しかった!
面接に行く度「もう、お嫁にいきなさい」などと断られ続け「私は社会で必要とされていない」と感じてとても悲しかった20歳春の涙。

モデルクラブに所属してアルバイトをしながら、悩みに悩んで公務員試験にたどり着き、
どこかで必ず誰かのお役に立つ仕事だと信じ昭和54年札幌市職員として働き始めます。高校卒業から3年、21歳春やっと自立の途。

28歳で結婚、不妊治療の甲斐あって、やっと31歳で長男を33歳で次男、36歳で三男を出産。育児休業制度がない時代、産前産後8週で仕事に復帰して仕事と子育ての両立に必死。まさに髪振り乱しての10年間。

息子たちが将来、掃除や洗濯、料理のために結婚相手を選んでほしくないと思い、三男の入学を機に重点を仕事にシフトチェンジ、45歳でやっと係長試験に合格。

子育てで培った時間管理、優先順位をつける、切り替え能力、マルチタスク処理能力などを活かしゼロイチの仕事をたくさんさせてもらいました。

私は、たくさん失敗をしてきて、失敗したらどうしようという怖れがないことが良かったと思っています。

東日本大震災の時には、企業から寄付を集めて福島の子どもたちのための保養所を作ったり、早々に脱原発を掲げた姉妹都市のミュンヘン市から寄付を募るため市民団体に随行してドイツ講演会を開催したり、最後は政令市初となる性的マイノリティのためのパートナーシップ宣誓制度の策定までしたいと思う仕事をさせてもらうことができて幸せでした。

定年後、認定こども園の園長を3年ほど経験させていただきながら多様性が尊重される共生社会の実現を目指して講演活動や研修を行ってきましたが、2021年秋よりフリーランスとなりました。

活動の原点となるのは、私自身のマイノリティ体験。ある時、上司に「3人子どもがいるということは、あなたは、それだけ働いてこなかったということだ」「同じ年数を働いてきた男性と比べて明らかに劣る」と配属された初日に言われ、大変ショックでした。

組織の中の多様性とは、結婚している男性を標準とするのではなく、違いのある人たちがいるって認め合うことだと思います。

夢は、孫世代(現在、4歳~0歳まで5人の孫がいます)が大人になった時、誰もが安心して自分らしく働ける愛ある職場を創りたい!

そして、子どもも大人も自由に夢を語る日本にしたい!そう思って活動しています。

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