皆さん、こんにちは!
北海道旭川市でみつばちタクシーという会社を経営している岸 政充と申します。
ご縁があって「Life is …」さんで投稿させてもらうこととなりました。
仕事を通じて感じたことや日々の日常で思ったこと、
考えさせられたことなどを書いていこうと思っています。
よろしくお願いします!
私には、18年ずっと一緒にいるミニチュアダックスの愛犬がいるのですが、
もうかなりの高齢のおじいちゃんなので
24時間のうち2時間程しか起きていません。
ずーーーーーーっと寝ています。
性格は、ほとんど猫です。
こっちから遊ぼうとしても無視され「ふんっ」とため息を吐かれたり、
「遊んでー!」と来ても、触れる場所を間違うと噛みつかれます。
それに、おじいちゃんなので、遊んでる時もヨロヨロして転びますが、
転んでないふりをして「ふんっ」と言って照れ隠しをします。
そんな彼との出会いは、
私が就職して初めてのボーナスが出て、
ペットショップに行った際のことです。
こちらを愛くるしい顔で伏せした状態で見つめ、
尻尾だけフリフリさせていた彼に一目惚れしてしまいました。
他の子は吠えたり、突進して「アソボ!アソボ!」と言っているのに
彼だけはずっと伏せたまま尻尾だけフリフリさせて、
「なんて賢い子なんだ!」と思い、即購入を決定!
初めてうちに来た日の夜に、ケージで寝てもらおうとしたら、
「クゥ〜ン、クゥ〜〜ン」と寂しそうに泣くので
仕方なく一緒に寝ることにしました。
それからずっと一緒に寝るようになったのですが、
18年経った今では、
寝てる時に少しでも触れようものなら
歯を剥き出しにして「ワワワワワーン」と威嚇してきます。
そんな彼は、歳のせいか
数年前から耳が全く聞こえなくなってしまいました。
どんなに大きな声を出しても、
隣で子供達がドンドン音を出しても、
全く聞こえておらず、スヤスヤと半目で寝ています。
しかし、悪口を言うと「聞こえてるぞ!」と振り向くんです。
そんな耳の聞こえない彼と長い付き合いなので、
表情や仕草を見ればお互いの言いたいことも大体分かり、
顔色が悪い日もあれば、走りたい気分の顔もわかります。
耳の聞こえない犬とだって意思の疎通が出来るなら、
人とだって簡単に出来るはずです。
耳も聞こえ、言葉だって分かるのだから!
でも、伝わらない時ってありますよね?
私も多々あります。
でも、同じ事を話しているのに、
伝わる時と伝わらない時があるのは何でだろう?
それは、言葉に想いを乗せてるかどうか、なんだと気付きました。
同じことを複数回繰り返して別々の人に
話さなきゃいけない時ってありますよね?
私は、それが苦手なんですよね。
1回目の時は想いを乗せてるのに、
回数を重ねると言葉だけで伝えているんです。
同じ言葉でも
適当に話すのと本気で話すのでは、
伝わり方が全く違ってきます!
だから、言葉に想いを乗せる!
と自分にいつも言い聞かせています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者プロフィール
岸 政充(きし まさみつ)
有限会社みつばちタクシー 代表取締役
1981年3月28日生まれ 北海道旭川市出身
大学卒業後不動産管理会社に就職。
25歳の時に地元旭川に帰り、当時旭川のタクシー初乗り運賃が550円だった頃に、日本初となるホンダのFITを使ったコンパクトカー5台で始めた。 コンパクトカーで490円という低価格で「地域の足となる」をモットーに親切丁寧な接客のみつばちタクシーを設立。