こんにちは、内海です。
林さんからご縁を頂き、
こうしてLife is…様にブログを投稿させていただいております。
私が住んでいる東京は今週から梅雨入りで
ジメジメした日々を過ごしていますが、
驚きました(笑)
北海道には梅雨がないみたいですね!
「この季節の北海道は過ごしやすそうだなぁ。来年か再来年には行けると良いな〜。」
と、そんなことを思いながら、
いつかは泊まってみたい
「星野リゾート トマム」のYoutube動画を見ていました。
(大自然の中でのんびりした時間を過ごしたいです!)
そんな私は最近、
初対面の方とお話する機会を多くいただきます。
それに比例するように、
自己紹介をしたり、相手の自己紹介を聞くことが増えています。
聞いていると、
職種や家族構成、趣味を話す方が多いなと感じます。
あなたはいつもあなたのことをどんな言葉で紹介しますか?^^
自己紹介をする機会が多い人は、パッと出てくるかも知れません。
反対に仕事柄そういう機会があまりない人は、少し考えるかも知れないですね。
ちょうどこの前、
私は、この自己紹介を考えた時に言葉に詰まりました。
そして、
「自分のことをあまり見れていなかったんだな」
と感じました。
きっと自分のことを見つめることができていれば、
すんなり言葉が出てくるはずです。
たとえ、自己紹介をする機会があまりない人にも、
「自分が自分をどう見ているか」に気づくことは、
あなたが人生で大事にしていることを発見するきっかけになると思います。
今回はそんな
「自己認識(=自分が自分をどう見ているか)」について、
そっとヒントをくれる映画をご紹介します。
映画の名前は、「バットマン・ビギンズ」。
3作シリーズで、この映画は1作目。
バットマン誕生の背景について描かれています。
「バットマンってなに?」
って方もいると思うので簡単にあらすじを説明すると。
舞台は、大富豪ウェイン家が作り上げたゴッサムシティ。
ウェイン家の一人息子であるブルース・ウェイン(後のバットマン)が
足を滑らせて井戸に落ちてしまうところから物語は始まります。
ブルースは井戸の底に腰を強く打ち付け、身動きが取れません。
すると、突然の大きな音にびっくりしたのか、
井戸の奥に生息していた大量のコウモリがブルースの前をザザーッと通り過ぎます。
あまりにも突然のことに、ブルースは目を見開いて驚き、
目の前で大量のコウモリが飛んでいる姿に強い恐怖を感じます。
彼にとってこの体験はトラウマになり、
コウモリ=恐怖と強く頭に刻まれてしまいます。
時が経ち、大人になったブルースはゴッサムシティに帰ってきます。
すると、かつて賑わっていたその街は、
ゴミだらけ、犯罪多発、電車に大量の落書きなど、
すさんだ街に変化していました。
どうやら警察や裁判所も機能していない。
ブルースはそんな街を救うため、
自分にとっての恐怖の象徴であるコウモリをイメージしたバットマンとして、
夜のゴッサムシティではびこる悪を滅ぼそうとします。
というストーリーです。(ざっくりしていてすみません^^;)
この映画は、私にたくさんの気づきを与えてくれました。
その中でも特に印象的なのは、
バットマンが自分の味方としてコウモリを操るシーンです。
ブルースにとって恐怖(=コウモリ)だったものが、強みに変わる瞬間でした。
ブルースは大人になってもコウモリが怖いままです。
しかしバットマンになると、コウモリは怖くなくなり、むしろ彼の力になります。
中身は全く同じ人間(ブルース・ウェイン)です。
同じく、コウモリはコウモリのままです。
でも、バットマンのスーツを着ると、コウモリに対する見方が変わる。
つまり、
自己認識(ブルース⇨バットマン)が変わると、
同じものでも見方が180度変わるということを伝えてくれているように感じました。
私は社会人3年目にして2度の退職と転職を経験し、
「コーチング」と「コピーライティング」というやりたいことを見つけつつも、
それだけで生活することができず、今はコールセンターでアルバイトをしています。
約1ヶ月くらい前までの私はこの現実を見て、
「私はどこかで間違った選択をしたんじゃないのか」
「退職は言い訳で、逃げているんじゃないか」
「飽きっぽくて1つのことを長く続けることができないダメ人間なんじゃないか」
と思っていました。
しかし、ある人と話していると、
「私は人生を大切に生きようとしてるからこそ、こういう選択をしたんだ。」
と気づき、
私は、私を
「ダメ人間」
から、
「人生を大切に生きたい人」
という自己認識に変わりました。
すると、
事実(2度の退職と転職をした自分)は変わっていないにも関わらず、
その選択をした自分のことがより好きになりました。
今は、
「きっとこれは、将来私のコーチングを受けてくださる方へ、
私が自身の体験をもって伝えることができる大きな力に変わるはずだ。」
と思っています。
あなたは、あなた自身をどんな風に見ていますか?
トラウマになるほど強烈だった恐怖(コウモリ)を力に変えたブルースのように、
自己認識が変わることで、
あなたが体験したこれまでの出来事を、
自分の力に変えることができるのかも知れません。
執筆者プロフィール
内海 大(うつみ だい)
コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ
海外旅行と温泉が好きな24歳。
営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。
父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。
筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。
洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。
大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。
受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。
彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。
しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。
「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」
そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。
社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。
「本当に今の会社のままで良いのか、
一度きりの人生を無駄にはしていないか」
という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。
その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。
正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。
夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。