こんにちは、内海です。
現在、コーチとコピーライターとして活動しています。
Life is様では、
日常生活でふと気づいた学びや大事にしたいなと思う価値観をシェアさせて頂いております。
突然ですが、あなたはおうち時間をどんな風に過ごしていますか?
私は最近、格闘技の試合を見ることがマイブームです^^
このブーム、実は私だけのものではなく、
格闘家の試合後のトーク動画が3日で200万再生を超えるほど、
今日本中で少しずつ注目を集めています。
「3日で200万再生」
この数字は日本のトップYoutuberでもなかなか叩き出せない数字です。
そんな格闘技にはたくさんの種類がありますが、
実はその中でここ数年格闘技の世界を飛び出し、
ビジネスの世界でその考え方が広まりつつある格闘技があるようです。
その名も「システマ」。
ロシアの特殊軍隊スペツナズの隊員教育メソッドの名前です。
ソビエト連邦の崩壊をきっかけに世界中に知れ渡ることになりました。
そんなシステマには、
私達の日常に活かせるかも知れない、ある興味深い考え方があります。
それは、「全力は出さない。常に3割の余力を残す。」というもの。
なぜなら、
全力のパフォーマンスは継続することができず、いつか力尽きてしまうから
だそうです。
確かに、
いつどこから攻められるかわからない戦場で、
常に全力を出し続けることは難しいでしょう。
仕事に置き換えても、
コンスタントに自分の力を発揮できるよう、
常に余力を残しておく姿勢は重要ではないでしょうか?
しかし、そうとわかっていても、
毎日の仕事は全力でやらざるを得ず、
家に帰ったら心身ともに疲れ切っている人もいるかも知れません。
そこでシステマは「回復力」が重要だと言います。
疲れてしまうのはしょうがない。
しかし、
疲れたとしても回復することができれば、また継続して成果を出すことができる。
だから、いかに日々の疲れを取り、
余力を残した状態を作れるかが大事、とのこと。
この考え方には個人的に納得感がありました。
私は、ラグビーというスポーツを14年間真剣に取り組んできました。
有り難いことに、
個人として県の選抜メンバーやリーグベスト15に選ばれるほど、
選手として成長することができました。
そのことももちろん嬉しかったのですが、
それよりも試合に勝った時の嬉しさや、
チーム全体でキツイ練習を乗り切った時の達成感の方が強く印象に残っています。
1選手として、またチームとして、
ラグビーからたくさんのことを学びましたが、
その中でも毎試合痛感したのが「回復力」の大切さです。
ラグビーは1試合80分間、
縦100m横60mの広いフィールドを走り、体をぶつけ、ボールを前に進める競技です。
そんなラグビーでは、
一般的にスタミナと呼ばれる持久力よりも、
プレーが切れたタイミングで回復する力が重要でした。
体力を戻せないまま次のプレーが始まってしまうと、良いプレーはできません。
いかに短時間で体力と思考、メンタルを平常に取り戻し、
次のプレーの準備をすることができるか。
この積み重ねが試合結果に大きく影響しました。
そして、これはラグビーに限らず、
仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
1日の仕事の中で、
小休憩を挟まないと集中力を保つことはできませんし、
全力で働きつづけることは、どれだけ体力や集中力に自信がある方でも難しいでしょう。
また、1日ではなく長期的に見ても、
毎日の仕事でヘトヘトになりながら家に着いた自分
テレワークで仕事とプライベートの境目が曖昧になっている自分
に対して、
自分がどうすれば回復できるのか、
そしていかにその回復する時間を1日の間に取ってあげることができるか
を知り、実行することは、
あなたの翌日のパフォーマンスにも繋がり、
その積み重ねがあなたの人生そのものになります。
私は、
・15分間の瞑想をする
・お風呂を上がる時に、30秒ほど冷たいシャワーを浴びる
・大好きなご飯を五感全部で味わって食べる
など、自分がリラックス(=回復)できることを少しずつ実践しています^ ^
あなたは、
どんなことでリラックスできますか?
一度、あなたの体に聞いてみても良いかも知れません^ ^
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの人生をより充実させるきっかけになれば嬉しいです^^
執筆者プロフィール
内海 大(うつみ だい)
コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ
海外旅行と温泉が好きな24歳。
営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。
父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。
筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。
洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。
大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。
受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。
彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。
しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。
「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」
そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。
社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。
「本当に今の会社のままで良いのか、
一度きりの人生を無駄にはしていないか」
という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。
その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。
正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。
夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。