from 北海道旭川オフィス
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
以前、勤めていた会社の経営者から
こんなお話を聞いたことがあります。
「この会社で働く社員が、本当の家族のように思う時がある。
みんなで幸せに暮らせるように、経営することが信念なんだ」
当時の僕は、
「経営者は、そういうふうに思いたいんだろうな」
と、その言葉の本当の意味を理解できませんでした。
けれども、今は、いろんな経営者とお会いして、
その意味をほんの少しですが、気づけたように思います。
それをどんな言葉で表せば
ちょうどいいのかわかりませんが、
社員や関わる人が何かに挑戦したり、成長したり、
どんどん変わっていく姿を見ていると
子どもを見守る親の気持ちになる
と言うのか、
あたたかな気持ちになるんだな、
と感じたことがあります。
もし、その気持ちが合っているなら、
親が子どもを心配するあまりに
つい口出ししたり、
アレコレと口うるさくなったり、
子どものことを第一に考えて動いてしまうのと同じで、
経営者も社員に対して
そう動いてしまうのもわかります。
でも、子ども(社員)は、
どんなに親(経営者)が想っていても、
親心を理解してくれませんよね。
かといって、真面目に話そうものなら
相手は身構えてしまい、なかなか想いまで伝わりきらない。
想いを伝えることは、本当に難しいことだと思います。
その難しさも、
文章なら乗り越えられるのかな、
と感じることがあります。
そう思う理由の一つが、手紙です。
あなたもこれまでに
手紙を書いて渡したことがありませんか?
面と向かって話しづらいことも
手紙だったら素直に書けて、伝えることができますよね。
それに、手紙を受け取る側も
書き手の素直な気持ちを受け取ることができて
深い想いを感じることができ、感動が生まれます。
そう考えると、
手紙とはすごいものだな、と思います。
「でも、それは文章が書ける人だからでしょ?」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
文章は、会話ができる人なら
誰にだってできることです。
とはいえ、
普段から文章を書き慣れていないと
素直な気持ちを表現するのは難しいと思います。
僕もそうですが、書きながら
「こんなことを書いたら変に思われないかな」
みたいな余計なことを考えてしまいますから。
なので、僕はいろんな方に
普段から文章を書くことをオススメしています。
でも、どんな文章を書いたらいいか分からないと思うので、
二つの方法で文章を書く練習をお手伝いさせていただいています。
一つは、文章を添削させていただく方法です。
そして、もう一つが、
代筆された文章を参考に、文章を書く練習です。
代筆は、その人に成り代わって書くものなので、
読み手は、他人が書いたものかわかりません。
なので、社員に向けて書いた手紙を
経営者の”フリ”をした僕が書いてもバレない、
ということです。
そういう意味でも、
先週から募集を始めた取材企画は最適かな、と思います。
どんな記事にするかは、
目的によって変えることができ、
雑誌の対談やインタビュー記事のようにしたり、
あたかも本人が書いた記事のようにすることもできます。
事前に打ち合わせをした上で制作させていただくので、
この機会を有効活用していただきたいです。
それに、けっこう飽き性な性格な僕ですので、
面白くないと感じたら、企画をすぐに打ち切ります(笑)
せっかくの機会ですので、ぜひご応募ください。
お問い合わせは、下記のフォームよりいただけます。
取材の申し込みはこちら
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者プロフィール
林 孝治(はやし こうじ)
Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ
- 林 孝治のプロフィール
小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。
家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。
小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。
休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。
書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。
その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。
『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。
「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」
人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。
また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。
その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。
旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。
その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。