from 北海道旭川オフィス
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
「なぜ、プロゴルファーのタイガーウッズは、
世界一の称号を得ても、コーチをつけ続けたと思いますか?」
これは、
僕のコーチングの先生から問われたものです。
彼は、
2005年6月12日〜2010年10月30日までの281週を
世界ランキング1位を連続保持したと言われています。
(参照:ウィキペディア)
約5年もの間、
世界で一番ゴルフが上手い選手だったわけですから
コーチをつける必要がない、と思いませんか?
でも、タイガーウッズは、
コーチをつけていたと言います。
さて、なぜでしょうか?
僕が思うに、彼は
「より良いプレーをし続けるために
フィードバックが欲しかった」
からだと思います。
人は、自分がどのように体を動かしているのかを見ることができません。
鏡やカメラで撮影すれば見れるかもしれませんが、
自分を客観的に見て
良いのか悪いのかを判断することは、とても難しいことです。
それを軌道修正するために必要な
「客観的な視点」をもらうためにコーチが必要、
と考えたんだと思います。
また、ゴルフは
「メンタルのスポーツ」
とも言われているので、
もしかしたら、
自分のメンタルも客観的に見てもらい、
いつも最高なプレーをするために
フィードバックをもらえるようにしていたのかもしれませんね。
それくらい彼は、
自分をいつまでも成長させるために
コーチからフィードバックをもらうことを
大切にしていたんだと思います。
でも、僕たちは
フィードバックをもらうことよりも
誰かにフィードバックしてることが多いのではないでしょうか。
企業での勤務年数を重ねた分だけ自分の立場は上がり、
後輩や部下ができた人もいると思います。
その人たちに
仕事の進め方や軌道修正するための
フィードバックをして、
より良い仕事をするために
アドバイスをする場面が増えていませんか?
このように、
僕たちはいつの間にか
コーチする立場
になっています。
そこで思うのが、
「人を育てる方法を学んでいないのに、
人を育てられるのか?」
という疑問です。
すでに後輩や部下を育てられて
自信をお持ちの方もいるかもしれません。
僕も、僭越ながら
営業マンが成績を上げるために
いろんなフィードバックをしています。
けれども、
今の自分の指導方法が適切かどうかは
正直、自信がありません。
それは、自分が指導したことが
本当によかったのかどうかは、
客観的に見ないと
なんとも判断できないからです。
そのよかったのかどうかを
測る指標の一つに
営業成績
がありますが、
それだけでは測りきれないものもあります。
たとえ成績が良くても
企業はチームですから、
職場での人間関係が悪かったり、
チームが最大限に機能するために
協力し合えていないなど、
チーム全体がより良くあるための
いわば「人として」とも言える部分が
しっかりできていなければ
いずれチームが破綻してしまうかもしれません。
そうならないためにも、
そういった指導も必要なんだろうなと思います。
おそらく月曜日のブログ担当
成瀬社長なら、
その「人として」の指導方法を知っているんじゃないなー
なんて思ったり(笑)
それに、隔週金曜日に執筆いただく
旭川龍谷高校の松岡先生も
生徒を導く指導者として
とても素敵な方です。
ぜひこのお二人のブログから
いろんなメッセージを受け取っていただけたらと思います。
で、もし、
「人の育て方を知りたい!」
という方がいましたら、
成瀬社長へお問い合わせください^^
とても素敵なアドバイスをいただけると思いますよ。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者プロフィール
林 孝治(はやし こうじ)
Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ
- 林 孝治のプロフィール
小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。
家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。
小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。
休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。
書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。
その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。
『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。
「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」
人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。
また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。
その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。
旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。
その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。