from 北海道旭川オフィス

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

「経営者がどんな想いで
 この会社を続けているのか、
 どうやったら社員はわかってくれるんですかね?」

先日、ある企業の専務と打ち合わせしてて、
こんな悩みを耳にしました。

具体的に話を聞くと、

伝えたいことはあるけれども、
それをどのように話したら伝わるのか
伝え方に自信がない、

とのことでした。

 

このような悩みに悩んでいらっしゃる方は、
多いのではないでしょうか。

また、

「自分の考えを理解してもらうために
 どう話したらいいんだろう?」
という意味では、

人をまとめる立場や
何かを教える立場にいる人も
共感されると思います。

 

それに、

仕事納め、または仕事始めで
誰かに向けてお話しする機会があるかと思います。

 

そこで今日は、

「誰でも簡単にできる
 わかりやすく伝える方法」

をご紹介しますので、ぜひご活用ください^^

 

 

世の中には、

「マジックナンバー3」
と呼ばれる法則があります。

 

この法則では、

「物事を説明するときに
 具体的な例を3つ挙げると説得力が増す」
と言われています。

その例として、

「上中下」「日本の3大夜景」「三本の矢」
など、身近なところに使われているんです。

 

そして、その法則の特徴から

プレゼンやセールスといった
ビジネスの場面でも用いられています。

 

例えば、昔の吉野家は、
「うまい、やすい、はやい」
というキャッチコピーを使っていました。

こうやって聞くと、

吉野家が何を優先しているのかがわかりやすく、
伝わりますよね。

 

また、プレゼンが上手なセールスマンが
「この商品の3つの特徴をご説明します」
と話すのを耳にします。

要点を3つに絞られることで
顧客は商品の良さを理解して、商品を購入すると言われています。

 

それくらい効果のある方法なので、
誰かに向けてお話しする機会がある方には
ぜひ使っていただきたいんです。

 

「でも、3つに絞ればいいのは分かったけど、
 何を3つに絞ればいいの?」
と思う方もいるかもしれませんね。

 

冒頭の専務のように
伝えたいことがたくさんある中から
3つに絞るのも難しいですし、

3つも伝えようとしたら
ボリュームが大きくなり過ぎて
時間が足りなくなることもあります。

 

そこで、さらにポイントをお伝えすると。

人が話を理解するためには、

1つのプレゼンに
1つのテーマに絞ることが重要なんです。

「え、3つじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、

先ほどのセールスマンを思い出してください。

「この商品の3つの特徴をご説明します」
と話していますが、

要するに
「商品」というテーマを理解してもらうために
「特徴」を3つに絞って話していることになります。

平たく言えば、

1つの言いたいことを
3つの視点から説明する
ということなんですね。

 

これをもっと具体的にすると、

===
テーマ:ダイソンの掃除機

特徴:
①吸引力がいつまでも落ちない
②部屋の空気よりも排気がキレイ
③紙パックの交換の手間・コストがかからない
===
となります。

 

こう聞くと、
ダイソンの掃除機の特徴が分かったように感じますよね。

話す内容を考えるときは、
1つの言いたいことを決めて、
3つの視点から説明するように考えてみてください。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

▼こちらもチェック!▼

Facebook公式ページ

Instagram

クリックするとInstagramへ移動します。