from 北海道旭川オフィス

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

先日、お仕事で
動物病院の経営者とお話しした時のことです。

 

打ち合わせが終わった後に

柴犬を飼い始めたことを話したら、
相談に乗ってくださいました。

 

僕が最近、悩んでいるのが
ワンコのイタズラです。

 

ちょっと目を離すと
壁をガリガリとかじる癖があり、

知らないうちに
ボロボロになってる場所がありました。

 

何度も注意しても治らなくて
困っていることをお話ししたら

すっごくいいアドバイスをいただいたんですね。

 

簡単にいうと、

人間の生活環境に
犬を馴染ませようとするから
トラブルが起きるんですって。

 

どういうことかというと、

 

僕たちが暮らしている環境は
人が快適に暮らすために作られています。

 

細かいことですが、

ゴミをすぐに捨てられるように
蓋なしのゴミ箱を使うことも、その一つです。

 

好奇心旺盛な犬からみれば、

ゴミ箱の中は
何があるのか興味をそそる
玉手箱みたいなものらしいです。

だから、顔を入れて漁るし、
ゴミ箱の中身を外に出します。

 

それだけじゃなく、
噛むのが好きな犬からしたら、

延長コードや充電器の線も
おもちゃになるわけです。

そもそも、そういう性格な動物なんですから
人間がいくら怒ってもダメなんですよね。

 

きちんと躾をするのも一つですが、

その前に

「人を基準にした生活環境を見直して、
 人と動物が安心して暮らせる環境づくりをするのが先」
だと教わりました。

 

それを聞いて
すっごく腑に落ちましたし、

自分が飼い主として
傲慢だったことを思い知らされました。

 

でも、こういう話って、
動物との関係だけじゃないんですよね。

 

人間同士でも
よくあることだと思います。

 

その一つに、

職場の空気感があります。

 

長く続く会社には、
その会社独自の空気感がありますよね。

その空気感ができることは
ごく自然なことだし、
生まれることがダメではないんです。

 

けれども、その空気感が

新入社員を受け入れない雰囲気だったり、
変化せずに現状維持を望むようなものだったり、

成長することを拒むようなものだと
問題があるんじゃないかな、と思います。

 

でも、人って面白いもので

「新入社員を受け入れている」
「変化している」
と自分で思っていても、

実は、「つもり」になっていることに気づかないんですよね。

 

もし、本当に

受け入れたり、変化したり、
良い空気感だったら、

「どうして人がすぐに辞めてしまうんだろう」
「なぜ、売り上げが落ちるんだ」
などと問題が起きずに悩まないと思います。

 

僕もそうですが、人は

「自分がやっていることは正しい」
と、つい思ってしまいます。

 

そのせいで、

自分の至らないところに気づけないし、
現状を変えられないんですよね。

 

今の自分や組織をより良い方向へ修正するためにも
第三者からのアドバイスは、すごく大切なんだと思います。

なので、第三者の意見を
素直に聞き入れたいと思いました。

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

今日もワンコの写真を載せますので、
ぜひ癒されてください(笑)

 

 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

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