from 北海道枝幸町の宿舎
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
先週の土曜日より、枝幸町へ来ています。
到着してびっくりしましたが、
札幌に負けないぐらいの雪が積もっていて、
地元の人も除雪作業に追われていました。
今年の北海道は、どの地域も大変ですね^^;
さて、枝幸町に来てるときは、
できるだけ地元の方と交流をしたくて
外食するようにしていたんですが、
このご時世 + 大雪だったので、
この土日は自炊することにしました。
それに、せっかくなので
これまでの宿泊のお礼をしようと思い、
家主が食べたいものをご馳走することにしたんです。
で、今回のリクエストは、
これです。
ドンッ
そう、
ミートソーススパゲティです。
以前、ネットで見つけたレシピを元に
ソースを手作りしてご馳走したんですが、
それがだいぶ気に入ってくださったようで
「あれがまた食べたい!」
とリクエストされました。
まぁ、作る側からすれば、
「レシピに書いてあるまんま作ればいいので、
失敗しないよねー」
と気楽におもてなしをしたら、
今回も
「うめぇーーーーー!」
と喜んでいただけました。
ネットレシピ様様です(笑)
でも、レシピを考えた人は
本当にすごいですよね。
だって、
誰でも同じ味を再現できるようにするために
分量を数値化したり、
手順を一から順にまとめるわけですから、
その努力に脱帽です。
料理があまり得意じゃない人でも
お店のおいしい料理が自宅でも味わえる
って、
本当に画期的なことだと思います。
そこで思うのが、
この「再現する」って、
僕たちも仕事で活用した方がいいんじゃないかな、と。
例えば、多くの企業の悩みの一つに
「世代交代」
があります。
どこの会社でも
定年退職はあると思いますが、
担当者が定年を迎える前に
若い人へバトンタッチするための期間が必要ですよね。
わかりやすくするために
営業マンで例えますが。
営業マンとお客様ごとに
独自の約束事みたいなものがあります。
・このお客様は、この価格で販売する
・納期は、どれくらいの感覚が望ましい
・企画提案するときは、どういう伝え方だと理解してもらいやすい
など
平たく言えば、
関係と人柄を考慮したルールみたいなものですね。
それを新しく担当する方に
漏れなく引き継ぐのは、
とても大変なことだと思います。
そういうときに
顧客ごとの情報をまとめたレシピのようなものがあれば
引き継ぎがしやすく、
前任者がしてきたことが再現しやすいのではないでしょうか。
けれども、
そのレシピでは伝えきれないこともあります。
その一つに
「これぐらいがちょうどいい」
という答えに辿り着いたプロセスがあります。
仮に、今の顧客の担当者のことを引き継いでも
担当者が変わる可能性があります。
そうなると、場合によっては
一から関係を築き直さないといけないかもしれません。
なので、
引き継がなければいけないことは、
レシピと関係を築くプロセスなのかな、と考えられます。
でも、すでにお気づきの方もいるかもしれませんが
誰とでも良好な人間関係を築くためのプロセスを
誰でも再現できるようにレシピ化できますか?
もし、できたとしても、
そこにあなたの時間を割くことが最適ですか?
その悩みを解決するのが
いわゆる人材育成などの
「人を育てる」プログラムなんだと思います。
…と、勢いで書いてしまいましたが^^;
おそらく、そういうことなんだと思います(笑)
きっと、そういう悩みについては、
毎週月曜日にブログを投稿している
背が高い男性にご相談されると
何か良いヒントをいただけるかもしれませんので、
お困りの方はご連絡してみてください^^;
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者プロフィール
林 孝治(はやし こうじ)
Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ
- 林 孝治のプロフィール
小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。
家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。
小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。
休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。
書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。
その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。
『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。
「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」
人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。
また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。
その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。
旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。
その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。