from 北海道旭川オフィス
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
いろんな経営者と話していると
「どうしたら、社員が
主体性を持って行動してくれるだろう…」
とよく耳にします。
・指示を出さないと行動しない。
・会社を良くするための意見が挙がらない。
・自分のことだけ考えて、周りの状況を考えない。
など、挙げればいっぱい出てきそうですが、
あなたも心当たりがありませんか?
これは、経営者に限らず、
ご家庭でも似たようなお話があります。
「うちの奥さんは、言わないとやってくれない」
「うちの旦那は、家のことを何もしてくれない」
「うちの…」
と続けると夫婦喧嘩の元になりそうなのでやめますが^^;
あなたも、こういう
「言わないとやってくれない」
と感じたことがあると思います。
なので、この悩みは、
経営者に限らず、
どんな人にも共通して感じる悩み事なのかな、
と思います。
でも、一方で。
僕も含めですが、
「言わないとやってくれない」
と思われてる可能性があると思いませんか?
僕は、心当たりがありますよ。
うちのワンコがよく
「うちの飼い主は、
仕事を邪魔しないと遊んでくれない」
と言わんばかりに
パソコンしてる腕に前足を引っ掛けて、
グッと引っ張ってきますから(笑)
そう考えると、
誰しもが
「言わないとやってくれない」
と思い、思われている
ということになります。
でも、人はなんで
このように思うんでしょうね?
この
「言わないとやってくれない」
とは、
平たく言えば、
自分が、誰かに、何かをしてほしいわけですから、
人に指示を出してることになります。
ということは、
僕たちは、
お互いに指示を出し合う関係
を築いているように思います。
それって、
なんだか不思議な感じがしませんか?
そう思うことの一つに、
上下関係、もしくは主従関係が生まれるからです。
例えば、
指示を出す人、出される人の関係には、
指示を出す主人
と
それに従う人
という主従関係が生まれています。
夫婦や親子の間で
この関係が生まれると
平等、または対等な関係とは言えないと思うんです。
会社で言えば、
上司と部下は上下関係かもしれませんが、
主体的に動いてほしいと思うのなら、
指示を出してたら
この主従関係が生まれますから、
主体性が生まれないと思います。
ということは、
より良い関係を築くためには、
指示を出してはいけないんでしょうね。
と、自分で書いてて、
耳が痛くなるのですが(笑)
要するに、
僕たちの意識の中には、
「指示を出す習慣が身についている」
と言えるのかなと思いました。
でも、どうして
指示を出す習慣が身についてるんでしょうね?
もちろん、小さい頃から
親や周りの大人たちに
「こうするもんだ」
と教えられてきましたから、
そういう習慣が身についていても
おかしくないと思います。
とすると、僕たちは、
指示を出さずに
主体性のある人の育て方
を知らないんでしょうかね?
そういうことについては、
きっと月曜日担当の
成瀬社長が解説してくださると思いますので、
バトンをお渡しします(笑)
ということで、
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
たまには、こういう終わり方もいいですよね?(笑)
執筆者プロフィール
林 孝治(はやし こうじ)
Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ
- 林 孝治のプロフィール
小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。
家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。
小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。
休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。
書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。
その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。
『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。
「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」
人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。
また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。
その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。
旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。
その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。