from 北海道旭川オフィス

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

あなたは、
自分の歌に自信がありますか?

 

これまでのブログと
あまりにも関係ない質問でビックリした人も
いるかもしれませんね。

 

先日、YouTubeを開いたら

「音痴の直し方」
という動画がおすすめに表示されていました。
(僕は、音痴じゃないと思いますよ 笑)

 

興味本位で観てみると、

ボイストレーナーさんが

音痴の種類と
それぞれの状態に合わせた直し方を解説してたんですね。

 

その解説をすると
ながーーーーくなるので省略しますが、

動画の終わりに
こんな面白い話をしていました。

 

===

ボイストレーナーにも2パターンいて、

(歌が)下手から上手くなった指導者と
もともと上手い指導者がいるんです。

 

ここでは優劣の話がしたいわけじゃなくて、

 

下手から上手くなった人は、

音程が当たらないとか、
下手だと感じてる人の気持ちがわかります。

 

逆に、もともと上手い人の中には、

音程が当たらないとか
下手な人の気持ちがわからない人がいるわけです。

 

だから、どちらもいるということを知って欲しいし、

もし、自分が誰かに習いたいと思うなら、
自分に合った人を選ぶと良いですよ。

 

===

 

これを聞いて、すごく納得しました。

 

僕たちは、よく

「相手の立場になって考えなさい」
と言いますが、

音痴みたいに感覚的なものは
理解できないこともあると思うんです。

 

だからと言って、

理解する努力をしなくていい
ということではないし、

理解する努力は大切です。

 

けれども、僕たちは、

他人を理解する努力を求めながらも
その理解する努力の仕方を教えていない

と思いました。

 

もしくは、僕たちは、

相手の立場に立つための方法を知らない
のではないでしょうか?

 

読んでくださってる方の中には、
4月から新入社員が入ってきた企業の方もいると思います。

その新入社員に
仕事を教えていく中で

「この子は、どうしてできない(わからない)んだ」
と思うことがあるかもしれません。

その時に、
その子の気持ちになって考えると思いますが、

もしかしたら、
その子の気持ちがわからないこともあるでしょう。

そして、その悩みに対して

「自分が新入社員だった時のことを思い出して、
 その子を昔の自分だと思って接してみてください」
と書いた本やネット記事を参考にするかもしれませんが、

それでもうまくいかないことがあると思います。

 

でも、それが当たり前だと思うし、
そうなんだと思います。

 

ただ、それじゃ人を育てられないですから、
そういう時に取り組んでみてほしいことがあります。

 

それは、

「あえて苦手なことを他人から習う」
ことです。

 

僕もそうですが、

頭で論理的に考えて
対処方法は思いついても、

人の気持ちまでは
理解することができません。

できないことができるようになる
体験することで初めて
その人の気持ちはわかります。

 

それに、僕たちは
生きてきた時間の長さだけ
いろんなことを経験してるから、

知らないうちに
できることが増えています。

 

なので、

できないことの方が少なくなっているだろうし、

そもそも
できないことをお金で解決する
みたいに

自分ができないことをしない
ようになっているでしょうから、

できない時の苦しさを
いつの間にか忘れてしまっています。

 

だから、あえて
苦手なことを他人から習うことで

その時の気持ちを思い出して、
人を指導する時に役立てられればいいんだろうな、

と思いました。

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

ちょっと偉そうなことを書いてしまいましたが、
この内容をヒントに

弊社の営業マンに活かして欲しくて、ここに残します。

 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

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