from 北海道枝幸町の宿舎

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

 

毎日、愛犬のお散歩をしていると
いろんな人と出会います。

ワンコのお散歩中の人、
庭の手入れをしている人、
お買い物に出ていた人。

いろんな人と会うたびに
「こんにちは」
と挨拶をしていると
中には、立ち話になる人もいます。

これといって大した話をしているわけでもないんですが、
会話をした後は、お互いに気分が良く、
不思議とお別れした後も笑顔が続くんです。

それがなぜなのか、
何か理由があるように思っていました。

 

すると、先日、

採用活動のお手伝いをしている企業さんとの打ち合わせで
こんな話を耳にしました。

「ある社員が丁寧な言葉遣いをし始めたら、
 周りから声をかけてくれるようになった、
 と話してました」

お話を深く聞いていくと、

今までは、ちょっぴり雑な(?)言葉で話していたようなんですが、
社員研修で言葉遣いを習ってから意識してみると、

周りから話しかけられるようになったり、
お互いに親切な気持ちでいられたり、
心地よいコミュニケーションができるようになったそうです。

 

 

その話を聞いて、冒頭の体験と結びつきました。

 

 

よく自己啓発系の本やセミナーで
「言葉は、脳や意識に影響を与える」
と聞きます。

自分がどんな言葉を発するかで
脳や意識は、前向きにも、後ろ向きにもなる
と言いますが、

実践してみても
どんな変化が起きたのかが実感できずに
なかなか続けられない人もいるのではないでしょうか。

 

でも、こうして何気ない瞬間を振り返ると

丁寧な言葉で話した後は、
お互いに心地よい気持ちになっていることに気づけます。

 

その小さな変化の繰り返しが
より良い人間関係を築いたり、
自分の気持ちが前向きになったり、

気づいた時には
大きな変化になっているんだと思います。

 

そして、その頃には、自然と
良い言葉を遣い続けているのではないでしょうか。

 

そう考えると、

良い言葉を遣おうと考えるのではなく、

人と話すときに丁寧な言葉を遣うように心がけるだけで
良い言葉を遣い続けられるんじゃないかな、

と思いました。

 

よかったら、騙されたと思って、
今日から3日間を丁寧な言葉遣いで過ごしてみてください。

 

きっと何かを体験できると思います。

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

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