from 北海道旭川オフィス
 
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
 
 
先日、あるテレビ番組で
こんな街角インタビューをしていました。
 
「あなたは、予定管理を何でしますか?」
 
スマホが普及する前は
手帳を利用する人が多かったと思いますが、
 
最近では、
カレンダーアプリでタスク管理もできることから、
手帳を使わない人が増えたようです。
 
とはいえ、
そういうアプリに頼らず、
手帳が好きな人も一定数いるみたいで、
 
どちらの意見も聞いていると勉強になりました。
 
これ以外にも、世の中を見渡すと
アナログでも、デジタルでもできること
がどんどん増えていますよね。
 
僕が最近まで悩んでいたのが
勉強用ノートです。
 
近年のタブレットでは、
専用ペンで手書き文字が書ける機能も搭載されて
紙に書くようにノートが取れるようになりました。
 
それにより、
書き込んだことを切り貼りしてまとめやすくなったり、
分類ごとに整理し直すなどの管理がしやすくなります。
 
さらに、手書き文字を
パソコンで入力した文字に変換することができ、
検索機能で見つけることもできるので、
 
アナログのノートでの不便さが解消されて、
とても使いやすいんです。
 
…と、デジタルが大好きな友人に
解説されたことがありました(笑)
 
僕も実際に使ったことがありますが、
確かに便利な感じがしました。
 
でも、できるだけアナログでいたい僕としては、
どことなくしっくりこなかったんです。
 
理由は
・書き心地が好きじゃない
・目が疲れる(おじさん化の影響?)
・デジタルだから(完全な偏見)
などと、さまざまありますが、
 
一番の理由は、
便利さの代償に、大事な何かを手放した感じがしたから、です。
 
毎月、ある勉強会に参加しているのですが、
その時の社会情勢や時事問題など
ホットなニュースを解説してくださることがあります。
 
そういうニュースを深く理解するには、
問題が起きたきっかけ、
それによってどんな影響が出たか、
など背景を知ることで大切ですよね。
 
その背景となることもノートに書いているのですが、
 
もし、それを
「分類ごとに分けたら読みやすい」
みたいな理由でノートを整理してしまうと
 
情報が散らばってしまい、
時系列がわからなくなるので、
問題を正しく理解できなくなると思ったんです。
 
なので、そういう視点から言えば、
不便さがあってもいいから、
アナログのノートに書くのが一番かな、と感じました。
 
便利というのは、
確かに良いのかもしれませんが、
 
あえて不便にしておくことで
良いこともあるんだと思います。
 
よかったら、あなたも
身の回りのことを判断するときに

便利にしていいこと
不便だからいいこと
という定規で考えてみてください。
 
 
もしかしたら、今よりも
もっと快適に過ごすことができるかもしれませんよ。
 
 
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

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