from 北海道枝幸町の宿舎

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

今週も、枝幸町に来ています。

この町に通い始めて
かれこれ1年半くらいになりますが、
すっかり地元民みたいになってしまいました(笑)

人間の適応能力には
本当に驚かされます。

でも、この町に通うのも
あと3回となりました。

11月にはお役目終了なので、
ちょっぴり寂しく感じます。

最初は、仕事で通い始めましたが

避暑目的だったり、
原稿を書きに来たり、
新しい目的を見つけてからは、

この町での過ごし方が変わりました。

そのおかげか、
町の見え方も変わったように思います。

見晴らしがいい展望台で
お茶を飲みながら
どこまでも続く海を見ていると、

頭がすーっとして
いろんなことを考えられます。

人口やお店が多くないおかげか、
ごちゃごちゃとした雑念がなく、
心が静かにいられます。

この価値の良さを
分かるような人間に成長できたんだな、
と嬉しく思いました。

目的が変わると
いろんな発見があるものですね^^

 

そういえば、
付き合いの長い知人が
最近、メキメキと進化を遂げています。

数ヶ月前までは
何かに迷っているようでしたが、

今では、それがなくなり、
真っ直ぐに自分の道を進んでいるように見えました。

なんで、そういうふうに変われたのかを聞いてみると、
どうやら仕事の目的を見つけることができたようなんです。

そのおかげで目標も立てやすくなったようで、
普段の行動が変わったんじゃないか、
ということでした。

 

その知人もそうですが、

僕たちは、
目的を見つけると
それを達成するために行動し始めます。

 

例えば、
「人に喜んでいただけるサービスを提供する」
という目的を掲げたのであれば、

この実現のために
「1000万円の売上を達成する」
のような目標を立て、行動します。

それにより、
必要な行動を考えやすくなり、
行動の精度が上がってきますよね。

それを言い換えるなら、
必要のない行動を取らなくなる
とも言えて、

時間の使い方が上手になるコツでもあるように思いました。

 

でも、これって
仕事に限った話ではないと思います。

 

普段の生活も
「人生の目的」
みたいなものを持てていれば、
時間の使い方が変わるのではないでしょうか。

 

「人に喜んでいただけるサービスを提供する」
という仕事の目的のように

「人に喜んでいただける自分になる」
と置き換えるのもありだと思います。

 

目的一つで行動や結果が変わるわけですから、
自分に合った目的を持ちたいな、
と改めて思いました。

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

執筆者プロフィール

林 孝治(はやし こうじ)

Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ

林 孝治のプロフィール

小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。

家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。

小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。

休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。

書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。

小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。

その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。

『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。

「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」

人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。

また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。

その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。

旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。

その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。

「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。

夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。

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