from 北海道旭川オフィス

こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

「みんな、機械に愛情が足りないんですよ」

ここ最近、耳にした言葉で
なかなか面白い表現だなーと思ったんですが。

 

あなたは機械を愛してますか?

洗濯機でも、
掃除機でも、
パソコンでも、
なんでもいいんですが、

「お前が好きだー!」
と言えるものがありますか?

 

好きなものはあるかもしれませんが、
愛してるまで言える人は、稀だと思うんです。

 

ちなみに僕は、
愛せていないですが^^;

 

この言葉を話した本人曰く、
多くの人が機械に愛情を持てていないそうなんです。

 

例えば、
データ処理中のパソコンの画面に

🌀(グルグル)

↑みたいなマークが出ますよね。

 

その時に、あなたはどんな対応をしますか?

 

グルグルしてるシステムを終了する人もいれば、
他のシステムを起動して時間を待つ人もいたり
と、たいていが何かしらの動作をすると思いますが、

 

その人は、

「今、パソコンが頑張ってくれてるんだから、
 急かさないで待ってあげればいいんですよ」

とグルグルが終わるのを待つそうです。

 

それを聞いて、
とっても新鮮な気持ちになりました。

 

グルグルしてるパソコンを人に置き換えると、

一生懸命に考えて、
最大限のスピードで作業を進めて、

もしかしたら、
冷や汗をかきながら

この状況を解決しようと対応してる人

と言えます。

 

今まで、そんな発想をしてことがなかったので、
妙に腑に落ちたというか、しっくり来た感じがしました。

 

というのが、

 

この「待つ」という行為が
できなくなった世の中に思うからなんです。

 

今は、ネットで商品を注文したら
あっという間に自宅に届きますが。

ネットが普及する前は、
お店で注文したら
1週間くらい待たないと買えない

ということがありました。

 

今は少しでも待たされれば
すぐにクレームをつける人もいますから、

便利になった分、
人は待つことができなくなったんだなと思います。

 

そこで見直したいのが、

よく聞く
「あいつは仕事が遅い」
という言葉です。

 

もちろんビジネスにおいて
時間が大事なことは承知してますし、
良い悪いを決めたいわけじゃないんですが。

 

仕事が速い・遅いのように、
人が何かに評価をつける時は
基準となる定規のようなものが存在します。

 

その定規と比べるから遅いと感じるんですが、

そもそもが待つことが苦手になってきてるわけですから、
その定規だけで評価していない可能性がある、

と思うんです。

 

先ほど、グルグルしてるパソコンのお話をしましたが、

パソコンの速い・遅いを
何と比較してそう感じるのか、
と聞かれると答えられないと思います。

 

おそらくそこは、

比較してるんじゃなくて、

急に作業が止まる、のような

不意に「待つ」ことを強いられたから
だと考えられます。

 

でも、仮に10秒だけ待てば
復旧するとしたら、

待てなくないですよね?

 

どんなに空腹でも
カップラーメンの3分を待てるわけですから(笑)

 

とすると、

相手がどうこうじゃなくて、
自分の問題、ですよね。

 

そこで思うのが、
自分の価値観の見直しです。

 

待つことが苦手になった自分に気づくこともそうですし、
人に限らず、あらゆるものに対して愛情を持てていれば、

「仕事が遅い」のような
人を傷つけることは言わないでしょうし、
もっと寛容な人間でいられると思います。

 

それに、もし、相手に愛情を持てていたのなら
その言葉が出る前に、別の行動を起こしてるはずです。

 

人を育てる前に、
自分が育たなないといけないんだな、

と気づきました。

 

なので、僕は、
待つことから練習してみようと思います^^

 

今日もブログを読んでくださり、
ありがとうございます。

 

いつもとは違った視点から書くきっかけをくださった
機械LOVEさんに感謝します。

 

 

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