from 北海道旭川オフィス
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
先日、友人と料理の話をしていると
「まずい以外は、すべて旨い」
という格言が生まれました(笑)
その友人は、
1,000円の定食も、1万円もする高級料理も
旨さが同じように感じるらしく、
職場の上司から
「お前は、おごり甲斐がないな」
と言われたことがあるそうです。
何を食べても「旨い」と思えるのは
幸せなことかもしれませんが、
味の違いがわからない、
というのは
なんだか損をしてるように思いました。
かくいう僕が
味の違いがわかるのか、
と言われると自信はないですが、
「違いのわかる男」になるために努力しています(笑)
というのも、
最近、紅茶にハマり出して
飲み比べなんてことをしています。
スーパーで売ってる300円くらいのものと
100g/3,000円するようなものを比べたり、
プロが淹れたものをいただいて
自宅で淹れるものと比べたり、
と違いを楽しんでいます。
そのおかげか、少しずつ味の違いに気づけるようになり、
旨さのものさしができ始め、いろんな紅茶の楽しみ方を知りました。
けれども、気づいたことは
これだけじゃなく、
自分の好み
にも気づけたんです。
例えば、
一般的に旨いとされる紅茶を飲んだ時に
確かに「旨い」と思いました。
ただ、それが好みか、と言われれば、
毎日飲みたいと感じなかったこともあり、
好みではないと思ったんです。
ということは、
「旨い」と感じるものと
「好み」と感じるものは
別物のようなんです。
それに、好みって、
平たく言えば、
「心地よく感じられるもの」
みたいなものじゃないですか。
「高価なもの = いいもの」
と思う人にとっては、
安価なものが旨いと感じても、
高価なものの方がより旨いと感じさせるんだと思います。
だから、
「旨い」と「好み」を切り分けないと、
本物の旨さがわからないんだ、と気づきました。
そう考えていくと
「旨い」とは、本当に奥深いもので、
違いを知る男になるためには
まだまだ先が遠いな、と思いました。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。
今日も「違いがわかる男」になるために
精進してまいります(笑)
執筆者プロフィール
林 孝治(はやし こうじ)
Be Forestチームリーダー
文章設計事務所 所長
コピーライター/作家
北海道旭川市在住 1985年6月12日生まれ
- 林 孝治のプロフィール
小学生のとき、名前を逆から読むとJリーグの有名選手「ジーコ」と同じという理由であだ名が決まる。
家族で唯一、愛猫に遊び相手と認識される。
小・中・高と吹奏楽部やジャズ部に所属し、現在もサックスプレイヤーとして演奏活動を続ける。相棒のYAMAHA アルトサックス (YAS-62)とともにクラシックからロック、スムースジャズなど幅広いジャンルを演奏する。
休日は、愛車のSUBARU/インプレッサで自然豊かな場所へいき、散策、読書、昼寝、物書きを楽しむ。
書くことが好きで文具へのこだわりが強く、万年筆や紙製品(手帳や手紙など)にはうるさい。
東洋哲学の奥深さに興味を持ち、勉強に明け暮れる。小学生の時に入部した吹奏楽部で「楽器を体の一部だと思って大事にすること」「もし、楽器が故障したら修理して使う」と教えられ、「物は大事にして、直しながら長く使うこと」という価値観が当たり前になる。
その感覚は大人になっても変わらず、社会に拡がる「壊れたら買い換えればいい」という物に対する価値観に違和感を感じ、「人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作りたい」と考え、ものづくりに真剣に向き合う職人になろうと家具製造メーカーへ入社。
『ホームページから1円も売れていない』という問題を解決するため広報に配属され、家具の写真と価格を並べただけのカタログみたいなホームページを見て、愕然とする。
「なんで、うちの職人が思いを込めて作ってるのに興味を持たないんだろう…」
人が愛着を持ち、大事にしたいと思うのは、商品の価値だけじゃなく、誰が、どんな想いで作ったかという背景にあると考え、職人の心が伝わるホームページへとリニューアルすると、月平均で150万円を売り上げる。
また、お客様から感謝の手紙やメールがたくさん届くようになり、「こんな素敵な家具を作ってくれる会社に出会えてよかった」「家具のおかげで家族団欒の時間が変わりました」と喜ばれるようになる。
その後、上司から「もっと多くの経験を積んで、世の中の職人の力になれるよう独立したら?」の一言から、人が愛着を持ち、大事にしたくなる物を作る職人の心を代わりに伝えたいと起業。
旭川を拠点に道内の職人の想いが伝わるホームページ制作を行う。
その後、成瀬氏と知り合い、ネクストイノベーション合同会社のメンバーになり、職人気質の経営者が営む企業のコンサルティングやホームページ制作も行う。
2020年9月には、さまざまな中小企業の経営者の力になるため、コンサルティングチームBe Forestを成瀬氏とともに立ち上げる。「自分じゃ伝えられなかったことをホームページで伝えることができた」
「想いが汲まれて、まるで自分のようだ」
「ホームページからの問い合わせが1.5倍に増えた」 と好評。夢は、人の心や暮らしを豊かにできる物を通して、人に希望を与える職人が集まった国を作ること。