皆さん、初めまして

札幌在住の廣川衣恵(ヒロカワ キヌエ)と申します。

 

常笑グループ CEO 成瀬さんとのご縁により

こちらに投稿する機会をいただきました。

 

「何でも自由に書いてください」と言われ

かえって悩んでしまった初投稿ですが・・・

 

私は育児休業制度が無い時代に

三人の息子をワンオペで育てながら働くうち

仕事も家庭も子どもにも恵まれているのに

どうしても「幸せ」を感じられなくて

とても幸せについて考えるようになりました。

 

もがきながら様々な学びに出会い自分を認めることができるようになり

とても前向きな気持ちになって人生が大きく好転した経験から

幸せになるコツなどをテーマに書いていきたいと思っています。

 

これからどうぞよろしくお願いします。

 

私は、いつも微笑んでいると決めていますが

皆さん、普段、自分がどのような表情をしているか知っていますか?

 

顔にはたくさんの表情筋があるのですが

欧米の人と比べ、日本人はあまり使っていません。

 

これは言語による差でもあるので仕方がない部分もありますが

今日は、表情筋を活用する効果について

知っていただければと思います。

 

慶応大学の前野隆司教授(慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)は、

『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)という本で、

 「笑った顔をすると、そのときの筋肉の状態が感覚受容器から脳にフィードバックされ、

こんな顔をしているときはうれしいはずだといううれしさの内部モデルが働く。

その結果、「情」は、”「私」は今、うれしい”という心の状態を作り出すのだ。」と書いています。

 

ちょっと難しいですが、つまり笑顔でいることは、脳の中、

つまり「心も笑顔(嬉しい気持ち)」を作り出すのです。

 

ご存知でしたか?

 

人間にとって命を守るため備わった機能だとも言われますが

私たちは、ついつい欠けた所ばかり見てしまいます。

 

〇〇が足りない

〇〇ができたらいいのに

 

できなかったことに目を向けるのではなく

できたことを認め、ねぎらって褒めましょう。

 

できないことばかりに目を向けて

厳しいお顔してキリキリしているより

自分をねぎらい頑張ったねと褒めて

自分を認めて笑顔でいるほうが

できなかった事をこなすより

よほど周囲の雰囲気も明るくなると思います。

 

自分を知っていることは大切だけど

そのために自分の機嫌を損ねて

今日の幸せを逃すのは非常にもったいないことです。

 

1%の足りないことで今日の100%の幸せを

見逃さないで欲しいなと思います。

 

今日も幸せでいましょう!

 

あなたの幸せは家族の、そして誰かの幸せにつながりますから。

 

執筆者プロフィール

廣川 衣恵(ひろかわ きぬえ)

教育大学岩見沢校非常勤講師(人権教育・男女共同参画社会担当)
互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持ち自分らしく生き切ることができる日本を創ろうと起業準備中

廣川 衣恵のプロフィール

北海道札幌市生まれ。

4歳からピアノを習い、高校2年生から浜松の伯父宅に寄宿し、東京の音大教授に師事するも親の都合により進学が叶わず18歳の春に泣く。

2年ほど自宅でピアノ教室を主宰するが、元々、母の希望で習っていたピアノ。音大も出ていない自分が教えていていいのかという葛藤と将来の展望が描けず就職活動を開始。

しかし、新卒者ではない私に社会は厳しかった!
面接に行く度「もう、お嫁にいきなさい」などと断られ続け「私は社会で必要とされていない」と感じてとても悲しかった20歳春の涙。

モデルクラブに所属してアルバイトをしながら、悩みに悩んで公務員試験にたどり着き、
どこかで必ず誰かのお役に立つ仕事だと信じ昭和54年札幌市職員として働き始めます。高校卒業から3年、21歳春やっと自立の途。

28歳で結婚、不妊治療の甲斐あって、やっと31歳で長男を33歳で次男、36歳で三男を出産。育児休業制度がない時代、産前産後8週で仕事に復帰して仕事と子育ての両立に必死。まさに髪振り乱しての10年間。

息子たちが将来、掃除や洗濯、料理のために結婚相手を選んでほしくないと思い、三男の入学を機に重点を仕事にシフトチェンジ、45歳でやっと係長試験に合格。

子育てで培った時間管理、優先順位をつける、切り替え能力、マルチタスク処理能力などを活かしゼロイチの仕事をたくさんさせてもらいました。

私は、たくさん失敗をしてきて、失敗したらどうしようという怖れがないことが良かったと思っています。

東日本大震災の時には、企業から寄付を集めて福島の子どもたちのための保養所を作ったり、早々に脱原発を掲げた姉妹都市のミュンヘン市から寄付を募るため市民団体に随行してドイツ講演会を開催したり、最後は政令市初となる性的マイノリティのためのパートナーシップ宣誓制度の策定までしたいと思う仕事をさせてもらうことができて幸せでした。

定年後、認定こども園の園長を3年ほど経験させていただきながら多様性が尊重される共生社会の実現を目指して講演活動や研修を行ってきましたが、2021年秋よりフリーランスとなりました。

活動の原点となるのは、私自身のマイノリティ体験。ある時、上司に「3人子どもがいるということは、あなたは、それだけ働いてこなかったということだ」「同じ年数を働いてきた男性と比べて明らかに劣る」と配属された初日に言われ、大変ショックでした。

組織の中の多様性とは、結婚している男性を標準とするのではなく、違いのある人たちがいるって認め合うことだと思います。

夢は、孫世代(現在、4歳~0歳まで5人の孫がいます)が大人になった時、誰もが安心して自分らしく働ける愛ある職場を創りたい!

そして、子どもも大人も自由に夢を語る日本にしたい!そう思って活動しています。

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