皆さん、おはようございます!

LGBTQ対応コンサルタントの廣川衣恵です。

 

ウィズ コロナな今、私たちはこれまで以上に

ストレスを抱えて生活をしています

世界的に見ても鬱病患者が

25%も増加していると報告されていますが、

一番のストレスは孤独感だろうと思います

 

だから

 

辛い時には

辛いと言ってみよう 

 

勇気を出して 

 

寂しい時には 

会いたいと言ってみよう 

 

勇気を出して 

 

必ず助けてくれる 

人がいるから 

 

時には甘えることも 

とっても大切 

 

人間関係は 

おたがいさま 

 

強さと弱さを 

認め合って 

 

豊かな関係を 

築いていこう

 

というメッセージを皆さんに贈ります

 

というも、とってもとっても

ショッキングな調査結果を見つけてしまったから

 

2005年にOECD(経済協力開発機構)が行った調査によると

日本では家族以外の人(友人や同僚、その他の人)と

交流がない人の割合は15.3%でした。 

 

これはアメリカの5倍、イギリスの3倍で、

OECD加盟国20カ国の中でも最も高い数値なのですよ~

 

なんと、日本には孤独な人が多い!!!

 

 

何時の頃からか

素直に気持ちを表すことができなくなっていく 

 

大人ってそういうものだ

みたいな思い込みがあったかもしれない 

 

昔、ビールのコマーシャルに

「男はだまって〇〇ビール」というのがあって

(これ、分かりますか?)

 

我慢するのが当たり前

辛い顔など見せず淡々とするのがカッコイイ 

 

私の中での変な思い込みができました💦

私だけかな?

 

でも、案外、日本人の感情表現は

抑え気味といわれる人種なので多いのではと思いますが

 

もっと素直に心情を吐露して

いいんですよ

 

素直に心情を吐露して

支え合う関係を持つって大切ですよね 

 

誰かに「話す」と楽になるという経験

誰もが持っていると思うけど

 

それは「話す」は「放す」と語源が同じだからと

教えてもらいました 

 

「辛い」と言えたら

半分の辛さは手放せるでしょう 

 

「寂しい」と言えたら

半分の寂しさを手放せるでしょう 

 

そして

ストレスを軽減するホルモンに

オキシトシンというものがあります

 

これは愛情ホルモンとも呼ばれていて

人との交流によって生まれるもの

 

人に限らずペットとのふれあいや

小さな子どもと遊んだり手をつなぐことでも生まれますが

 

なんと

人に優しい言葉をかけるだけでも

オキシトシンを増やす効果があるんですよ~

 

人のためと思う言葉が

我が身を救うことになる

 

本当に「おたがいさま」の心が

助けとなり豊かな関係の基になるのですよね

 

少し意識するだけでも違うと思います

ぜひオキシトシンが生まれる場面を創ろうと

考えてみてくださいね~

 

執筆者プロフィール

廣川 衣恵(ひろかわ きぬえ)

教育大学岩見沢校非常勤講師(人権教育・男女共同参画社会担当)
互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持ち自分らしく生き切ることができる日本を創ろうと起業準備中

廣川 衣恵のプロフィール

北海道札幌市生まれ。

4歳からピアノを習い、高校2年生から浜松の伯父宅に寄宿し、東京の音大教授に師事するも親の都合により進学が叶わず18歳の春に泣く。

2年ほど自宅でピアノ教室を主宰するが、元々、母の希望で習っていたピアノ。音大も出ていない自分が教えていていいのかという葛藤と将来の展望が描けず就職活動を開始。

しかし、新卒者ではない私に社会は厳しかった!
面接に行く度「もう、お嫁にいきなさい」などと断られ続け「私は社会で必要とされていない」と感じてとても悲しかった20歳春の涙。

モデルクラブに所属してアルバイトをしながら、悩みに悩んで公務員試験にたどり着き、
どこかで必ず誰かのお役に立つ仕事だと信じ昭和54年札幌市職員として働き始めます。高校卒業から3年、21歳春やっと自立の途。

28歳で結婚、不妊治療の甲斐あって、やっと31歳で長男を33歳で次男、36歳で三男を出産。育児休業制度がない時代、産前産後8週で仕事に復帰して仕事と子育ての両立に必死。まさに髪振り乱しての10年間。

息子たちが将来、掃除や洗濯、料理のために結婚相手を選んでほしくないと思い、三男の入学を機に重点を仕事にシフトチェンジ、45歳でやっと係長試験に合格。

子育てで培った時間管理、優先順位をつける、切り替え能力、マルチタスク処理能力などを活かしゼロイチの仕事をたくさんさせてもらいました。

私は、たくさん失敗をしてきて、失敗したらどうしようという怖れがないことが良かったと思っています。

東日本大震災の時には、企業から寄付を集めて福島の子どもたちのための保養所を作ったり、早々に脱原発を掲げた姉妹都市のミュンヘン市から寄付を募るため市民団体に随行してドイツ講演会を開催したり、最後は政令市初となる性的マイノリティのためのパートナーシップ宣誓制度の策定までしたいと思う仕事をさせてもらうことができて幸せでした。

定年後、認定こども園の園長を3年ほど経験させていただきながら多様性が尊重される共生社会の実現を目指して講演活動や研修を行ってきましたが、2021年秋よりフリーランスとなりました。

活動の原点となるのは、私自身のマイノリティ体験。ある時、上司に「3人子どもがいるということは、あなたは、それだけ働いてこなかったということだ」「同じ年数を働いてきた男性と比べて明らかに劣る」と配属された初日に言われ、大変ショックでした。

組織の中の多様性とは、結婚している男性を標準とするのではなく、違いのある人たちがいるって認め合うことだと思います。

夢は、孫世代(現在、4歳~0歳まで5人の孫がいます)が大人になった時、誰もが安心して自分らしく働ける愛ある職場を創りたい!

そして、子どもも大人も自由に夢を語る日本にしたい!そう思って活動しています。

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