おはようございます。

LGBTQ対応コンサルタントの廣川衣恵です。

 

折れない心ってあるんでしょうか

中には最初から、そんな強~い心を

持っている人もいるかもしれません

 

でも、ほとんど多くの人の心は

折れやすいと思うのです

 

だって生きていく中では

色々あるじゃないですか

生きているからこそ経験できることではあるけれど

 

誰だって辛い事やしんどい事があれば

凹みます

嫌にもなります

 

ここで、負けてはいけない、心折れてはいけない

そんな風に思うと余計につらい

 

ピンチはチャンス

そうは言ってもピンチはピンチなんです

乗り越えたからこそチャンスだったと言えるだけで

 

そんなピンチの時に心折れずにいられたら

それは良いに決まっていますが

 

実は折れてもいいんじゃないか

立ち上がる方法さえ知っていれば

心折れてもいいんじゃないかと私は思っています

 

いずれ自分で立ち上がれる

そう思えるようになれば

ぽっきりと折れてしまうことは無くなり

しなやかにたわんで

また、すっくと天を目指して顔を上げられるのです

 

そんなレジリエンスの心になるのは

難しくありません

 

弱い方からばかり考えることをしないで

もっと強い方から考えてみる

 

弱い方というのは恐れの気持ち

恐れがあると消極的になってしまいます

 

そして良くないことばかりを考えてしまう

起きてもいない悪いことを想像して

そうなったらどうしようと悩む

負のスパイラルへ突入です

 

そうして考えていた悪い事が的中してしまった

そんな経験をお持ちの方、いっぱいいらっしゃると思います

いわゆる引き寄せですね

 

恐れを抱いて落ち着かず

ビクビクしながら行動していると

当たり前ですが良いパフォーマンスには程遠く

結果として悪い事柄を引き寄せちゃう

 

恐れの気持ちって、本当に百害あって一利なし

 

心配事や悩みを抱えている時

根を詰めて仕事や家事をしている時

 

心の中で、または実際に「ふぅーっ」てなる時って

一言では言い表すことのできない

「もう、色々たいへん!」という気持ちが

自然と出てきているのだと思います

 

その時、無意識であっても

体は緊張でこわばっているし呼吸も浅いでしょう

 

良きパフォーマンスを発揮するためにも

心も身体も緩めた方がいい

頭で分かっていてもなかなかできません

私自身この10年、テーマが「緩む」でした

 

やっとたどり着いたのが呼吸です

 

「ふぅ~~~」とゆっくり長い息を吐く事で

浅くなった呼吸が深くなると酸素の供給量が増え

疲労やストレスによって滞っていた血流がよくなって

心と体をリセットできると言われています

 

ですが、呼吸は意識しなければ

3秒に一度くらいと浅いものです

 

朝起きた時、お昼休み、そして寝る前など

一日に数回で良いので深い呼吸を1~2分して

自分の心や体の声をキャッチする時間を持ってください

 

毎日少しでも自分と向き合う時間を持つことで

無理し過ぎているなとか、ちょっと疲れが溜まっているなど

変化を敏感にキャッチすることができるようになって

心折れることもなくなりますよ

 

その上で自分の良いところ強みにフォーカスして

積極的に生きることを考えていきましょう

深い呼吸はレジリエンスの入り口

チャンスの扉です

 

執筆者プロフィール

廣川 衣恵(ひろかわ きぬえ)

教育大学岩見沢校非常勤講師(人権教育・男女共同参画社会担当)
互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持ち自分らしく生き切ることができる日本を創ろうと起業準備中

廣川 衣恵のプロフィール

北海道札幌市生まれ。

4歳からピアノを習い、高校2年生から浜松の伯父宅に寄宿し、東京の音大教授に師事するも親の都合により進学が叶わず18歳の春に泣く。

2年ほど自宅でピアノ教室を主宰するが、元々、母の希望で習っていたピアノ。音大も出ていない自分が教えていていいのかという葛藤と将来の展望が描けず就職活動を開始。

しかし、新卒者ではない私に社会は厳しかった!
面接に行く度「もう、お嫁にいきなさい」などと断られ続け「私は社会で必要とされていない」と感じてとても悲しかった20歳春の涙。

モデルクラブに所属してアルバイトをしながら、悩みに悩んで公務員試験にたどり着き、
どこかで必ず誰かのお役に立つ仕事だと信じ昭和54年札幌市職員として働き始めます。高校卒業から3年、21歳春やっと自立の途。

28歳で結婚、不妊治療の甲斐あって、やっと31歳で長男を33歳で次男、36歳で三男を出産。育児休業制度がない時代、産前産後8週で仕事に復帰して仕事と子育ての両立に必死。まさに髪振り乱しての10年間。

息子たちが将来、掃除や洗濯、料理のために結婚相手を選んでほしくないと思い、三男の入学を機に重点を仕事にシフトチェンジ、45歳でやっと係長試験に合格。

子育てで培った時間管理、優先順位をつける、切り替え能力、マルチタスク処理能力などを活かしゼロイチの仕事をたくさんさせてもらいました。

私は、たくさん失敗をしてきて、失敗したらどうしようという怖れがないことが良かったと思っています。

東日本大震災の時には、企業から寄付を集めて福島の子どもたちのための保養所を作ったり、早々に脱原発を掲げた姉妹都市のミュンヘン市から寄付を募るため市民団体に随行してドイツ講演会を開催したり、最後は政令市初となる性的マイノリティのためのパートナーシップ宣誓制度の策定までしたいと思う仕事をさせてもらうことができて幸せでした。

定年後、認定こども園の園長を3年ほど経験させていただきながら多様性が尊重される共生社会の実現を目指して講演活動や研修を行ってきましたが、2021年秋よりフリーランスとなりました。

活動の原点となるのは、私自身のマイノリティ体験。ある時、上司に「3人子どもがいるということは、あなたは、それだけ働いてこなかったということだ」「同じ年数を働いてきた男性と比べて明らかに劣る」と配属された初日に言われ、大変ショックでした。

組織の中の多様性とは、結婚している男性を標準とするのではなく、違いのある人たちがいるって認め合うことだと思います。

夢は、孫世代(現在、4歳~0歳まで5人の孫がいます)が大人になった時、誰もが安心して自分らしく働ける愛ある職場を創りたい!

そして、子どもも大人も自由に夢を語る日本にしたい!そう思って活動しています。

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