みなさん、おはようございます!

LGBTQ対応コンサルタントの廣川衣恵です

 

人の幸せを

心から喜ぶこと

 

他人の素敵なところを

見つけること

 

どちらも

自分が満たされていないと

できません

 

素直に喜べない気持ちに気づいたら

気を遣うより自分を満たす事が先

 

自分を整える方法は

幾つあってもいい

知っている事が大事

 

何事にも優先順位があるけれど

自分を整える

心を整えるために満たすこと

 

これは、プライオリティが高いことなのです

疎かにされることが多くて残念ですが(汗)

 

仏教で「慈・悲・喜・捨」

四つの心の働きを「四無量心」と言います

ご存知でしょうか

 

「慈」は、好意・友情・善意で自他に楽を与えようとする思い

「悲」は、同情・憐愍の意で自他の苦を除こうとする思い

「喜」は、文字通り自他の幸福をいたわり喜ぶ思い

「捨」は、無関心・中立・平静の意で親疎※1※2親平等であろうとする思い

※1 親疎[しんそ]関係が親しいか、疎(うと)いかということ。また、その度合

※2 懇親平等[こんしんびょうどう] 敵も味方も同じように処遇すること。 恨み敵対した者も親しい人も同じように扱うこと

 

中でも喜心が難しい

 

例えば、隣の家の子と自分の子

同じ学校を受けて、わが子は落ち

隣の子は受かった

 

その時に隣の子の合格を心から喜べるか?

どうでしょうか

 

親として切ないですよね

精一杯やった結果であれば

届かなくても頑張った子どもを誇りたいと思う

 

けれど、合格した子を手放しで喜ぶ事ができるか

全く自信がありません 

 

そこまで究極の選択ではないにしても

人の幸せを心から喜ぶことが出来ない時は

 

要注意です 

 

いざという時に人のあり様は見えるもの

いつも自分を満たし整えておく

これはとても大切な事です

 

慈悲は、上から目線でもいけないし

四無量心は難しいからこそ

素敵な心のあり様だと思います

 

あなたが幸せな気持ちでいるのなら

他人の幸せも自分のことのように喜べるでしょう

 

あなたが不幸な気持ちでいれば

他人の幸せさえも自分の不幸に感じてしまうもの

 

どんな時にも向かい合って

共感できる人でいたいものです

 

何かと慌ただしく過ぎる年の暮れ

心を見つめる時間も大切にしていきましょう

 

執筆者プロフィール

廣川 衣恵(ひろかわ きぬえ)

教育大学岩見沢校非常勤講師(人権教育・男女共同参画社会担当)
互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持ち自分らしく生き切ることができる日本を創ろうと起業準備中

廣川 衣恵のプロフィール

北海道札幌市生まれ。

4歳からピアノを習い、高校2年生から浜松の伯父宅に寄宿し、東京の音大教授に師事するも親の都合により進学が叶わず18歳の春に泣く。

2年ほど自宅でピアノ教室を主宰するが、元々、母の希望で習っていたピアノ。音大も出ていない自分が教えていていいのかという葛藤と将来の展望が描けず就職活動を開始。

しかし、新卒者ではない私に社会は厳しかった!
面接に行く度「もう、お嫁にいきなさい」などと断られ続け「私は社会で必要とされていない」と感じてとても悲しかった20歳春の涙。

モデルクラブに所属してアルバイトをしながら、悩みに悩んで公務員試験にたどり着き、
どこかで必ず誰かのお役に立つ仕事だと信じ昭和54年札幌市職員として働き始めます。高校卒業から3年、21歳春やっと自立の途。

28歳で結婚、不妊治療の甲斐あって、やっと31歳で長男を33歳で次男、36歳で三男を出産。育児休業制度がない時代、産前産後8週で仕事に復帰して仕事と子育ての両立に必死。まさに髪振り乱しての10年間。

息子たちが将来、掃除や洗濯、料理のために結婚相手を選んでほしくないと思い、三男の入学を機に重点を仕事にシフトチェンジ、45歳でやっと係長試験に合格。

子育てで培った時間管理、優先順位をつける、切り替え能力、マルチタスク処理能力などを活かしゼロイチの仕事をたくさんさせてもらいました。

私は、たくさん失敗をしてきて、失敗したらどうしようという怖れがないことが良かったと思っています。

東日本大震災の時には、企業から寄付を集めて福島の子どもたちのための保養所を作ったり、早々に脱原発を掲げた姉妹都市のミュンヘン市から寄付を募るため市民団体に随行してドイツ講演会を開催したり、最後は政令市初となる性的マイノリティのためのパートナーシップ宣誓制度の策定までしたいと思う仕事をさせてもらうことができて幸せでした。

定年後、認定こども園の園長を3年ほど経験させていただきながら多様性が尊重される共生社会の実現を目指して講演活動や研修を行ってきましたが、2021年秋よりフリーランスとなりました。

活動の原点となるのは、私自身のマイノリティ体験。ある時、上司に「3人子どもがいるということは、あなたは、それだけ働いてこなかったということだ」「同じ年数を働いてきた男性と比べて明らかに劣る」と配属された初日に言われ、大変ショックでした。

組織の中の多様性とは、結婚している男性を標準とするのではなく、違いのある人たちがいるって認め合うことだと思います。

夢は、孫世代(現在、4歳~0歳まで5人の孫がいます)が大人になった時、誰もが安心して自分らしく働ける愛ある職場を創りたい!

そして、子どもも大人も自由に夢を語る日本にしたい!そう思って活動しています。

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