皆さん、おはようございます!

北海道旭川市の旭川龍谷高等学校で教員をしています松岡と申します。
サッカー部の顧問をしており、日々子供達と素晴らしい時間を共有しています。
今回、ご縁がありこのブログに投稿する試され事を頂きました(笑)

今の高校生の様子や私自身が感じたちょっとしたことを文章にして、皆さんにお届けしたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

今日のタイトルは「あの時があったから」の話を

 

画像は、長野県白馬村の標高2700m以上ある白馬岳と白馬山荘です
ピーク時は1000人以上の登山客が宿泊する日本有数の大型山荘

今から30年前、大学生だった私は先輩の勧めでこの山荘でアルバイトをすることに
登山なんて全く興味もなく、ただリゾートの住み込みアルバイトがしたいと思っていた私は
まんまと先輩に騙され、この山荘へ・・・。

朝は3時起きの朝食作り、終わるのは8時
その後は客室掃除終えたらそのまま昼寝
15時からは夕食作り、終わるのは20時
毎日がヘトヘトでした

しかし、そこで体験した毎日は30年経った今の自分に大きな影響を与えました。

この山荘を経営している会社が、スキー場とホテルの経営もしており
夏の山小屋での厨房経験があったので、冬もスキー場のホテルでコックのアルバイトをする事に

そのホテルでは、コース料理を出している厨房へなぜか僕はアルバイトとして配属・・・。
当然、最初は皿洗いからスタートします
最初は何もかもが分からず失敗ばかりの毎日

住み込みなので、部屋はホテルの屋根裏部屋に2段ベット生活
その当時の僕は「来るとこ間違えた」と思ってました

しかし、少しずつ仕事が出来る様になると面白くなり
次第にコックの仕事にのめり込んでいる自分がいました

大学1年生から始めた夏は山小屋、冬はスキー場のコックのアルバイトも
どんどん出来ることが増えどんどん面白くなり、気がつけば4年間やり続ける事に!

そこで出会ったのが彼でした。
当時は僕がバイトリーダー的な存在で、彼はその下にいる後輩でした。

彼も同じ様に少しでも仕事を覚えようと努力していたので、とても可愛がった後輩でした。

 

あれから27年の月日が流れ、お互いバイト先を卒業してからは会うことも全く無かった。

それが何と北海道の旭川で再会することに!
SNSが僕たちを繋げてくれました。

再会して一言「変わってねーなぁ」でした。

スキー場でアルバイトをしていたので、彼はそのまま大好きなスキーと関わりのある仕事を
僕は、当時は真剣にコックになるか教師になるかを悩んだ末、教師を目指すことに

「大好きな事に出会ったから今の自分がいる」
「あの時があったから今の自分がいる」

そんな事を旭川のホテルのロビーで話しました

大学の先輩に騙されて始めた山小屋のアルバイトから、僕は今の自分の軸が出来ました

「人を幸せにしたい」
「人の笑顔を見たい」
「自分が心から大好きなことを仕事にしよう」

アルバイト通じて僕が思った事でした

あの時の経験があったからこそ、今の自分がいます
だから、教師になった僕は子供達に伝えています

「人生で心が震える瞬間が必ずある!」
「それを仕事に出来たら本当に幸せだと思う」と

子供達がこれから先に人生をワクワク出来る未来を
大人達が語って欲しいと思います

さぁ、私も未来ある日本の若者に今日も全力で関わって来ます。
「今日もワクワクな 1日に!」

最後まで読んで頂き、有り難うございました。
旭川龍谷高校 教諭 松岡英樹でした!

 

執筆者プロフィール

松岡 英樹(まつおか ひでき)

京都生まれの京都育ち、27歳で北海道旭川へ。
現在は旭川龍谷高等学校の教員として23年目に。
サッカー部の顧問として子供達と日々成長中です(^^)
「今日もワクワクな 1日に」をモットーに。

子供達の姿を見てください!

旭川龍谷高校サッカー部では、練習風景や試合結果などをFacebookやTwitterでお届けしています。子供達の姿をご覧ください。