皆さん、おはようございます!
北海道旭川市の旭川龍谷高等学校で教員をしています松岡と申します。
サッカー部の顧問をしており、日々子供達と素晴らしい時間を共有しています。
今回、ご縁がありこのブログに投稿する試され事を頂きました(笑)
今の高校生の様子や私自身が感じたちょっとしたことを文章にして、皆さんにお届けしたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
今日のタイトルは「本気で叱ってくれる人いますか?」の話を
学校の3月と言えば卒業式や離任式。
お世話になった先生方が新天地や退職など別れの季節が毎年やって来ます。
私もこの5月でいよいよ51歳に!
この学校にお世話になって24年目を迎えます。
周囲では、「ベテラン」なんて呼ばれる存在になります。
そんな中、組織の中で年を重ねるとあることに気がつく事が・・・。
そうです!「本気で叱ってくれる大人」がどんどん居なくなります。
質問です!
「あなたには本気で叱ってくれる人が側にいますか?」
気が付くと自分の行動が大雑把になったり、甘えが出たりしています。
誰も叱ってくれないと間違いすら気付けない自分が・・・。
そんな中、我が校の中田校長は私を本気で叱ってくれる存在でした。
いつもこのブログを読んで下さり、声を掛けて下さいます。
笑顔で「今日のブログ読んだよ!これからも頑張れ!」と。
そして、私が仕事で甘えた事や調子に乗り過ぎた事をやっていると本気で叱ってくれる人でした。
校長室に呼び出され、厳しい言葉を本気で私に伝えてくれます。
正直、初めは面倒臭い!うるさい!と思う自分も居ました。
しかし、学びを重ねる毎にとても有難い存在なんだと気が付ける自分が居ました。
それからは必ず最後に「有難うございます」と付け加える様にしていました
その校長先生が、この3月で校長職をご退任されます。
この場をお借りして感謝の気持ちを伝えさせて下さい。
「本当に有難うございました。」
「まだまだ未熟者ですが、旭川龍谷高校の為に全力尽くして頑張ります」
これからも本気で叱ってくれる人生の先輩で居て下さい。
実は、本気で叱ってくれる人がいる事がこんなに大切なんだと気付けてたのは
私は4年前にこの方に出会わせて貰ってから、僕は変わりました。
真ん中におられる有限会社シンプルタスクの吉井雅之(ナニメン)さんです。
その当時は、叱れられる事なんて殆ど無かった私は、自分中心の価値基準で行動しまくってました。部活動でもそうでした。
初めて部員達にメンタル指導をして貰うために旭川まで来てくれたナニメンさん。
空港から学校へ向かう車中で「松岡先生は、チームをどうしたいのか教えて欲しい」と質問されました。
その当時のチームはとても弱小で、指導にも自信がなかった私は「地区ベスト4に成れれば十分です」と答えました。
するといきなり「松岡ふざけるな!車を空港へ戻せ!」と言われました。
初めはどうしてそんな事言われなあかんのか全く気付けない自分が。
「生徒の引退の日を指導者が決めてどうするんや」
「地区ベスト4になったらもう引退させるのか?そんなつもりで子供達と関わってたのか!」
「お前の本気はそんなものなら指導者失格や」
「1日でも長く、お前を信じてついて来た子供達にサッカーを続けさせるのがお前の仕事だろうが」と本気で車内で叱りつけられました。
僕は、40歳後半で本気で泣いて謝っていました。
自分がいかに甘えた存在なのかをナニメンさんは教えて下さいました。
それからはいつも「1日でも長く3年生とサッカーをやれる為に、今自分は何が出来るだろうと考え、行動する私がいます。
本当にナニメンさんには、感謝しかありません!
これからも僕を全力で叱って下さいね!
あっ!でもたまに褒めてもくれますよ!本当に嬉しいです!
皆さんには居ますか?「本気で叱ってくれる人」が。
もし居たら幸せですよ!大切にして下さい。
さぁ、私も未来ある日本の若者に今日も全力で関わって来ます。
だから、全力で褒めて、叱ります!
「今日もワクワクな 1日に!」
このブログですが、4月中旬まで少しお休みします。(ごめんなさい)
年度末、年度初めは仕事と子供達に集中させて下さいね。(ネタ貯めておきます)
最後まで読んで頂き、有り難うございました。
旭川龍谷高校 教諭 松岡英樹でした!
執筆者プロフィール
松岡 英樹(まつおか ひでき)
京都生まれの京都育ち、27歳で北海道旭川へ。
現在は旭川龍谷高等学校の教員として23年目に。
サッカー部の顧問として子供達と日々成長中です(^^)
「今日もワクワクな 1日に」をモットーに。
子供達の姿を見てください!
旭川龍谷高校サッカー部では、練習風景や試合結果などをFacebookやTwitterでお届けしています。子供達の姿をご覧ください。