皆さん、おはようございます!
北海道旭川市の旭川龍谷高等学校で教員をしています松岡と申します。
サッカー部の顧問をしており、日々子供達と素晴らしい時間を共有しています。
サッカー部の様子や私自身が感じたちょっとしたことを文章にして、皆さんにお届けしたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

今日のタイトルは「6年間分の嬉し涙」の話

暫くぶりのブログ更新ですいません・・・。
11月に入り、いよいよ北海道のサッカーシーズンも終わりが近づいて来ました。

2017年に旭川龍谷高校サッカー部は、初めて道北ブロックリーグ戦に参戦。
3部リーグからのスタートでした。

参入時の1部リーグの8校と言えば高体連、選手権大会の旭川予選の上位チームばかり。
1回戦負けの私達から見れば雲の上のような存在でした。

「いつの日か1部リーグで戦えるチームに!」
ワクワクしながら参入した記憶があります。

しかし、実際はそんな簡単には行きませんでした。
1年目は、14試合中初戦から13連敗。
リーグ戦最後の試合で初めて公式戦初勝利を経験しました。

「あの日もこの写真と同じ泥だらけの勝利・・・」

旭川龍谷サッカー部の成長は、本当にこの泥だらけのサッカーの様でした。

何度もコケては立ち上がり、目の前が見えないほどの土砂降りの中、
諦めず前へ!前へ!進む。

あれから6年目の同じくリーグ最終戦。
勝ち点が同じ旭川東高校と対戦。

勝てば1部昇格。負ければ入れ替え戦へ。
当日の天気はひどい雨で水たまりのグランド・・・。

「あの日と同じやな」
「今日は神様が応援してくれてる」

僕一人だけがそんな気持ちでした。

試合は前半に2点取り、終了の笛が鳴るまで子供達は守り抜きました。
終了の笛が鳴った時、選手もベンチも応援に来てくれた保護者も皆で喜びを爆発させました。

試合終了後、保護者にお礼の挨拶を済ませると涙が止まりませんでした。
「先生、今日は思いっきり泣いてください!」
保護者にそう言われるとボロボロと涙を流して泣きました。

旭川龍谷高校サッカー部を卒業して行ったあの子達の顔が次から次へと出て来ました。
あの子達が繋いでくれたお陰で、2023年から見上げていた道北ブロック1部リーグへ
やっと辿り着くことが出来ました。

 

3年生が引退し、1.2年生が新たな歴史に向けてスタートしています。
まだまだ未熟なチームですが、泥だらけになりながら一歩一歩進んで行きます。

来春には新しい仲間も加わり、ますます楽しみな旭川龍谷高校サッカー部を
これからも応援して下さい。

今日もワクワクな1日に!

最後まで読んで頂き、有り難うございました。
旭川龍谷高校 教諭 松岡英樹でした!

 

執筆者プロフィール

松岡 英樹(まつおか ひでき)

京都生まれの京都育ち、27歳で北海道旭川へ。
現在は旭川龍谷高等学校の教員として23年目に。
サッカー部の顧問として子供達と日々成長中です(^^)
「今日もワクワクな 1日に」をモットーに。

子供達の姿を見てください!

旭川龍谷高校サッカー部では、練習風景や試合結果などをFacebookやTwitterでお届けしています。子供達の姿をご覧ください。