こんにちは!内海です。

 

いやーとても良い映画を観ました笑

 

北海道が舞台のお話なので

地元の方が多い読者さんの中には、

もしかするとご存知の方も多くいらっしゃるかも知れません(^^)

 

映画の名前は、「こんな夜更けにバナナかよ」。

 

大泉洋さん演じる

札幌に住む障がい者の鹿野靖明さんの生き方そのものが、

周りの人達に影響を与えていくお話です。

 

素人の私が言うのもなんですが、

演技が本当に自然で、ストーリーもわかりやすく、

時間が立つのも忘れて一気に観れちゃいました笑

 

この映画は私に、

「人と信頼関係が築けている状態ってこういうことだよ」

と実感させてくれました。

 

大泉洋さん演じる鹿野靖明さんが、

自分の周りにいる人たちに

腹を割って、直球でぶつかっていきます。

 

私は、何事も直球で正直に伝えることが良いことだとは思いません。

 

時には相手に合わせた変化球、

つまり違った伝え方も必要です。

 

伝え方のレパートリーが多すぎると

器用貧乏になるかも知れませんが、

持っておいた方が良い伝え方も必ずあると思っています。

 

ただ、この鹿野さんは周りの人達に、

ある意味直球のみで会話のキャッチボールをします。

 

どうしてそんなことができるのでしょうか?

 

その答えが信頼関係だと感じました。

 

「この人だったら私は何でも言える。

 この人にとって私が必要だと思うことは絶対言う。」

 

「この人だったら私は何を言われても大丈夫。

 何か私の為を思って言ってくれているんだろうと思う。」

 

「この人の前だったらありのままの私を見せても大丈夫。」

 

お互いがそんなふうに感じているからこそ

生まれるシンクロを観ることができました。

 

お会いしたことが無い私が言うのは大変恐縮ですが、

鹿野さんは自分を取り囲む人たちと信頼関係を築くことに

本当に卓越した能力をお持ちだったんだと思います。

 

私は学生の頃、

「どうせ大人になったら学生時代の友達なんか会わんくなるし友達なんていらん」

と思い、できるだけ人と深く関わらず過ごしていました。

 

未来(社会人になれば学生の友達とは会わなくなる)

を見据えて行動している達観した人がカッコいいと思っていたんです笑

 

今はその意見を深く反省し、

「人とのつながりを大切に深めていきたい」

と思い、毎日を過ごしています。

 

私も大泉洋さん演じる鹿野さんのように

1日1日を大切に、目の前の人に対して、

真っ直ぐでありながらも柔らかい、そんな関係性を築けるようになります!

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

 

執筆者プロフィール

内海 大(うつみ だい)

コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ

海外旅行と温泉が好きな24歳。

営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。

父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。

筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。

洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。

大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。

受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。

彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。

しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。

「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」

そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。

社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。

「本当に今の会社のままで良いのか、
 一度きりの人生を無駄にはしていないか」

という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。

その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。

正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。

夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。