こんにちは、内海です。

新年、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします^ ^

 

早速ですが、
この文章をお読みのあなたは、
人と1対1で話すことはありますか?

社会人の方だと、
学生と話したり、
部下や上司、お客様と話したり。

学生の方であれば、
家族や先生、友だち、部活の先輩後輩と
話すことがあるかも知れません。

 

よく言われる話かも知れませんが、
世界には何十億人と人がいますし、
日本だけでもたくさんいますよね。

そんな何億分の1の確率から出会った人には
その不思議さからか縁(えん)のようなもの
があると思います。

だからこそ、
そういった人たちを大切にしたいと思いますし、
そう思うことはとても自然なことです。

 

きっとこの文章をお読みのあなたも、
周りにいる人を大切にしたいと
思われているのではありませんか?

 

その人たちを大切にすることは、
今年だけでなく来年再来年とずーっと
私たちに幸せを運んできてくれると思います。

 

でも、
大切にすると言っても
具体的にどうすれば良いのでしょうか?

ちなみにあなたは、
あなたの大切な人と話をする時、
どんなことを意識しますか?

 

例えば、

・相手の気持ちに配慮すること
・こちらの言いたいことを素直に伝えること
・話しやすい雰囲気を作ること
・相手の言いたことを聴くこと
・この時間で多くの成果を生むこと

などなど。

他にもあるかも知れません。

どれも全て、
大切なことだと思います。

 

私は仕事柄、

ある時は小学生や高校生と対話し、
ある時は私より一回り二回り
年上の方と話します。

もちろんプライベートでは、
同世代の友人や家族と話すこともあります。

 

そこで特に意識していることは、
相手と信頼関係を築くことです。

すでに築けている人であれば、
その関係性をより強固に
できるよう働きかけます。

 

少し拍子抜けかも知れませんが(笑)
この信頼関係の構築が基本であり、
一番重要だと思っています。

でも、
具体的にどうすれば
信頼関係を築けるのでしょうか?

これも、
当たり前かも知れませんが、
相手の気持ちを理解することだと思います。

だってあなたもきっと、
あなたの感情や価値観、言いたいこと、背景を
理解していない人を信頼できませんよね。

 

じゃあ、どうすれば
相手の感情や価値観、言いたいこと、背景
を理解できるのでしょうか?

 

そこでおすすめなのが、
その人に「なりきって」みることです。

 

その人の呼吸や姿勢、
言葉、考え方をよく観察し、
その人になりきってみます。

なりきるためには、
まず「観(み)る」ことが大切です。

その人をよく観て、なりきってみて下さい。

 

そして、相手を取り巻く環境や状況を、
相手の目で見、耳で聞き、感覚で感じ、
相手の思考で考えてみて下さい。

 

すると、
色々なことが自然とわかってきます。

 

私も、
ある悩みを抱える高校生の気持ちを
理解したいと思い、彼になりきりました。

それまではずっと
こちらから彼を見て、話を聴いて、
彼の気持ちを想像していたのですが、

なりきってみると、
それだけではわからなかったことが
少しずつ浮かんできました。

その浮かんできたことを大切にしながら、
彼の話を聴き、問いを重ねると、

今までは話さなかった話や
見せなかった表情や感情を見せてくれました。

そして、最終的には
彼の悩みを一緒に解決することができ、
前に進むことができました。

これはきっと、
二人の間の信頼関係が
築かれたからなのだと思います。

 

最後になりますが、

人の話を聴いている時、
聞き手側から見ているだけでは
わからないことが多いです。

そこでぜひ、
相手になりきってみてください。

そうすればきっと、
相手の一部分だけでも理解することができ、
より良い関係性が築けるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

執筆者プロフィール

内海 大(うつみ だい)

コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ

海外旅行と温泉が好きな24歳。

営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。

父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。

筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。

洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。

大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。

受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。

彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。

しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。

「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」

そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。

社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。

「本当に今の会社のままで良いのか、
 一度きりの人生を無駄にはしていないか」

という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。

その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。

正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。

夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。