こんにちは、内海です。

あなたは、
仕事で簡単な
ミスや失敗をした時に、

「こんなこともできないんだ」
「私って無価値だな」

と思ったことはありますか?

友人や知人に
こういう話をすると、

「価値あるよ!」
「周りにめっちゃ優しいやん!」
「いつも助けて貰ってるよ!」

といった励ましの言葉を
かけられるかも知れません。

そして、こう言われると、
自分の価値を再認識し、
自己肯定感が高まったり、

改めて仲間の大切さを
感じる人もいるでしょう。

反対に、
その言葉を受け取りたくても
受け取れず、

「いやそんなことないよ。」
「それくらい当たり前だよ。」
「誰でもできるよ。」

と謙遜してしまう人も
いると思います。

特に、
相手が自分のことを
あまり知らない人だったり、

自分の話をよく聴かないまま、
一方的に言葉をかけられると

素直に受け取れないかと思います。

昔流行った言葉に
NEET(ニート)
というものがありますね。

働かず、
親のお金で生きている人のことです。

このニートの人って
価値がないように感じませんか?

社会に貢献するような活動もしていないし、
お金も稼いでいない。

生産的な行動はせず、
ただ、食事と光熱費を消費するだけ。

無価値に見えますよね。

例えば、
そんなニートの男性がいて、
その人には弟がいたとします。

お兄ちゃんだけを見ると、
相変わらず無価値かも知れません。

しかし、この弟が兄を見て、

「子どもの頃は一緒に遊んでいたのに」
「元気で優しいお兄ちゃんがこんな風になってしまった」
「人の育て方ってどうすれば良いんだろう?」

と考え、大学は教育学部や心理学部を卒業し、
社会人として教育者やその他のさまざまな
フィールドで活躍し、充実した人生を送っているとします。

こう見ると、
ニートの兄の存在って
必要ではありませんか?

もっと言うと、
お兄ちゃんがニートだったからこそ、
今の弟がいます。

反対に
お兄ちゃんがニートじゃないと、
今の弟はいません。

他にも、そのお兄ちゃんが家にいるからこそ、
両親も食事をちゃんと作るようになり、
家族の健康が保たれるかも知れません。

この例からわかるように、
あなたはそこにいるだけで
とても価値があります。

人は無意識的にも意識的にも
周りの人からの影響を受けます。

あなたも受けているし、
あなたも知らず知らずのうちに
相当な影響を周りに与えています。

そして、その影響を受けて
人は人生をより豊かと感じる方向へ
生きていくことができます。

だから、あなたには価値があります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

P.S
ちなみに、
影響自体には良いも悪いもありません。
ニュートラル(中立)なものです。

あなたから影響を受けたその人が、
その影響をどう活かしていくか次第です。

そこは、影響を与えた側が
コントロールできることではありません。

コントロールできないことはしない。
コントロールできることだけに集中する。

実は、1人の人間が
コントロールできることって少ないと思うのですが、
それはまた別の機会に投稿できればと思います!

 

執筆者プロフィール

内海 大(うつみ だい)

コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ

海外旅行と温泉が好きな24歳。

営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。

父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。

筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。

洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。

大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。

受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。

彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。

しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。

「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」

そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。

社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。

「本当に今の会社のままで良いのか、
 一度きりの人生を無駄にはしていないか」

という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。

その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。

正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。

夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。