こんにちは、内海です。

 

「自分のやりたいことをしよう!」
と言われて数年が経ちます。

この強烈で、ワクワクする、
可能性を見せてくれるメッセージは
多くの人の人生に影響を与えたでしょう。

 

一般的に、やりたいことは、
「得意なこと」×「好きなこと」で
表現されます。

自分の得意なことだから自然と上手くいき、
同時に好きなことだから簡単に継続できて、
結果、人生が幸せになる。

というロジックです。

 

社会人1年目の頃の私は、
「自分の得意ってなんだろう?」
「好きなことってなんだろう?」
と探しました。

 

結果、見つけることは
できませんでした。

 

見つけたとしても、
「これ・・・なのかな・・・?」
と周りに聞いていました。

でも、当たり前ですが、
周りが知っているはずが
ありません。

 

周りからすると
「そんなん知るか!!」
ですよね(笑)

幼い頃からの親友でも、
せいぜい
「これは得意そうだけどね」
くらいです。

 

意外とこういう人は
多いんじゃないかなと思います。

 

「やりたいことで人生を生きたいけど、見つからない」
「それっぽいやつが見つかったけど、本当にこれなのか?」

みたいな悩みを抱えて迷ってしまう。

 

今の私ならわかります。
これって当たり前です。

 

例えば、
「私は写真を撮るのが得意で好き!」
「フォトグラファーとして生きたい!」
という人がいて、

カメラを用意し、
街に出かけ、写真を撮る。

最初は
「やっぱり写真って楽しい〜」
と思うでしょう。

しかし、周りの同業者の写真を見ると、
「私って全然ダメじゃん」とか、

休日も出かけるわけですから、
いつの間にか
「疲れたから今日は休もう」
となるわけです。

そして、最終的には、
「これって私のやりたいことじゃない!」
と言って投げ出してしまいます。

 

 

でもこれって当たり前ですよね?

 

 

そりゃあ周りの同業者の方が
ずっと前から写真を撮っていたんだろうし、
休みの日も撮影スポットに行っていたんでしょう。

先ほども言いましたが、
やりたいことをすると、

自分の得意なことだから自然と上手くいき、
同時に好きなことでもあるから簡単に継続できて、
結果、人生が幸せになる。

と言われています。

 

これは真実だと思います。

 

ただし、この
「好きなことだから簡単に継続できて」
というのは少し時間軸が違います。

少しだけ、
”未来”の話をしていると思います。

何事も「本当に好き」になるのは、
自分が「好き」なだけじゃなく、
他者から良い評価をもらった時です。

先ほどのフォトグラファーで言えば、
その方も写真は得意で好きなんだと思います。

でも、そこにまだ他者からの評価がない。

そこに他者からの
「あなたの写真が好き」
「あなたの写真が欲しい」
と言われると、

それはいつしか
継続できるほどの強い
「好き」に変わります。

つまり、どんなやりたいことでも、
もしそれで生きていきたいなら、
相手が喜ぶほどまでに磨く必要があります。

 

人はどうしても、
他者との関わりを
避けられない生き物です。

 

だからこそ、
「どこかで他者に貢献したい」
という気持ちがあります。

 

 

その想いを、
自分の得意で
好きなことで実現できれば、

それはあなたの
「本当にやりたいこと」に変わるでしょう。

最初は
「これが本当にやりたいことなのかな・・・?」
「確かにちょっと気になるけど・・・。」
みたいなもので良いです。

ぜひ、それを
他者から喜んでもらえるまで、
継続してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

執筆者プロフィール

内海 大(うつみ だい)

コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ

海外旅行と温泉が好きな24歳。

営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。

父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。

筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。

洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。

大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。

受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。

彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。

しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。

「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」

そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。

社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。

「本当に今の会社のままで良いのか、
 一度きりの人生を無駄にはしていないか」

という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。

その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。

正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。

夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。