「お子さまのことを褒めましょう」
ってよく言いますよね。
これって本当に
良いことなんでしょうか?
こんにちは、内海です。
この考え方、
少し危険だと思っていて^^;
これには僕の価値観が
ベースにあるのですが
多くのお子さまは
親御さんから愛されたいと思っている
と考えています。
そして
愛されるために
お子さまによって
気持ちの大小はありますが
親御さんの期待を満たしたい
と思っています。
そして
期待を満たしかどうかの判断基準は
その行動が”ほめられたかどうか”です。
だから、
愛されるために
褒められる(=期待を満たす)行動をする
ようになります。
こんなふうに
褒めるとお子さまの中に
「期待を満たせば愛される」
「あっ今これしたら褒められた」
「嬉しい」
というパターンが作られます。
親御さんによっては
「え?それで良いじゃん」
「良いことをしたんだから」
「善悪の区別は親がつけてあげないと」
と思われるのかなと^^;
確かに
生きる上での行動の善悪は
持っていて良いかも知れません^ ^
ただ、それを続けていると
お子さまは
「〇〇がしたい」
「□□が面白そう」
といった
ワクワクする心の声を聞かず
褒められることだけを
するようになります。
できなかったり
褒められなかった時は
・拗ねたり
・グレたり
・反抗したり
と様々な不和を起こします。
もちろんお子さまは一人一人違うので
僕の言っていることが
当てはまらない方もいるでしょう。
ただ、もし今あなたのお子さまに
「次の休みは何かするの?」
「将来どうしたいの?」
「今何かしたいことある?」
と聞いた時に
「特に何も」とか「考えたことない」
と言ってきたら
少し注意かな〜と思います^^;
なぜならあなたのお子さまは
これから色々な体験を通して
「好きなこと」や「やりたいこと」を
見つけていきます。
その時に大切なのは
・自分の心の声を聴けることと
・その気持ちを大切にし続けること
です。
そこに他者の基準は必要なく
自分の心のセンサーに触れるかどうか
で判断する必要があります。
そのためにも今から
そのセンサーの感度や精度を
上げておくと良いと思います^ ^
最後までお読みいただきありがとうございました!
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執筆者プロフィール
内海 大(うつみ だい)
コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ
海外旅行と温泉が好きな24歳。
営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。
父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。
筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。
洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。
大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。
受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。
彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。
しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。
「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」
そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。
社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。
「本当に今の会社のままで良いのか、
一度きりの人生を無駄にはしていないか」
という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。
その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。
正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。
夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。