こんにちは、内海大です。

 

Life is様では、
日常生活で大切にしたいと思う感覚や気づきを
シェアしています。

 

東京はもうすぐ梅雨明け。

30度を超える日が増えてきました。

 

夏といえば、

皆さんは何を思い浮かべますか?

 

青い海を。

かき氷やスイカを。

子供の頃の家族旅行を思い出すかも知れません。

 

私は、頭の中でいくつか浮かびますが、

その中の1つに甲子園があります。

 

Rookies(ルーキーズ)という

不良が熱血教師との出会いをきっかけに、

甲子園を目指す姿を描いたドラマが好きでした。

 

勉強熱心な方はご存知かもしれませんが、

甲子園出場選手の生まれた月には

少し偏りがあることをご存知でしょうか?

 

このどれかに偏っています。

①4月〜6月

②7月〜9月

③10月〜12月

④1月〜3月

 

さぁ、どれでしょう?^ ^
(答えは後ほどご紹介しますね。)

 

地元のチームで野球を始めた子どもは、

4月生まれから3月生まれの子が

同学年として一緒に練習をします。

 

しかし、

3月生まれの子は4月生まれの子に比べて11ヶ月遅く生まれるため、

足の速さやパワー、その他のあらゆる能力で差があります。

 

子どもの成長は早いため、

たった11ヶ月ですがその差は大きいです。

 

その競技力の差を見た監督は、

「A君(4月生まれ)は野球が上手だね」

「B君(3月生まれ)はもう少し頑張ろうか」

と言葉をかけます。

 

そして、A君は練習を頑張り、

B君は自分には野球の才能が無いと思ってしまいます。

 

その結果、

野球選手としての能力に大きな差が出てしまう。

 

という話です。

 

そうです。

答えは、①4月〜6月です。

 

これは、

言葉の影響力を表したエピソードとして用いられます。

 

「子供の成長は早く、

たった数ヶ月でも大きな差があります。

そこを踏まえて言葉をかけましょう。」

というように。

 

でもこの結論は、

半分合っていて半分間違っていると思います。

 

子どもに影響を与えているのは、

言葉だけじゃないはずです。

 

言葉以外にも態度・姿勢・表情など、

周りの大人の表面的に現れる行動全てが

いつの間にか子どもに影響しています。

 

福島正伸さんという方をご存知でしょうか?

 

大変恐れ多いのですが、簡単にご紹介すると、

 

主に人材育成やメンターに関するセミナーを開かれており、

人材育成の業界では著名な方です。

 

本も出版されており、大好評です。

 

私が動画配信会社に勤めていた頃、

ある企業の社内研修の動画を収録する機会がありました。

 

そこで福島さんが外部講師として登壇され、

以前から本を読み、存じ上げていた私は、

驚きと嬉しさで仕事を投げ出し、

聞き入ったのを覚えています笑

 

そこで福島さんは

子どもに勉強をさせる方法として、

次のようなことをおっしゃっていました。

 

”子どもに勉強をさせるのは簡単です。

 

仕事から帰ってきたお父さんが、

『今日も仕事楽しかったな〜!

これも子供のころに勉強したおかげか〜!』

と言い、楽しく過ごしているだけで良いのです。

 

反対に、

仕事から疲れた表情で帰ってきたお父さんに

『勉強しなさい』と言われると、

子どもは『勉強しても良いことないんだ』

と無意識のうちに感じ取ります。

すると、子供は勉強しなくなるのです。”

 

このように、子どもは言葉だけでなく、

表情や態度など全ての行動を見て、

学んでいます。

 

「でも、そんな一つ一つの言葉や態度、表情に毎回気を配ってられないよ。」

と思う方もいらっしゃるかも知れません。

 

そのとおりだと思います。

 

私も上司から

「考えて話せ」とよく言われましたが、

いつもいつも考えて話してられませんでした笑

 

「だけど、子どもや学生、若手社員の可能性を狭める行動はしたくない。」

と思う方もいらっしゃると思います。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

ここで、

「その表面的に現れる行動を生んでいるのは何か」

と考えてみます。

 

行動を生んでいるのは何でしょうか?

 

私は、内面だと思います。

 

有名な

「思考は現実化する」「インサイドアウト」

という言葉があるように、

行動を変えようとするのではなく、

その行動を生んでいる内面を変えることができれば、

意識せずとも行動は一気に変わります。

 

「内面」って言葉は少しぼんやりしていますね^ ^

 

私なりに言い換えるなら、

「自分が自分自身に対してどう接しているか」

です。

 

つまり、

自分への接し方が

相手への接し方(=行動)に繋がると思います。

 

私は幼い頃、親からよく

「ちゃんとお箸を持ちなさい。

じゃないと親がどんな教育をしてるんだって思われるの。

私達が恥ずかしいのよ。」

と言われて育ってきました。

 

きっと両親は、両親自身に対して、

「恥ずかしいことはしてはいけない」

という考えを持ち行動していたんだと思います。

 

その考えが行動として現れ、私に伝わります。

 

実際、これを聞いた私は、

「恥ずかしいことはダメなことなんだ」

という考えを持って生きていました。

 

もちろん良い例もあります。

 

例えば、ある会社に、

勤続10年目を迎えた管理職の方がいたとします。

 

この人は、

「どんな失敗があろうとも全て必要な体験だ」

という考えを大切にしています。

 

どんな失敗があっても、

肯定的に捉え、自分を信じ、頑張ってきました。

 

この方には部下がいます。

入社して4ヶ月、高校を卒業したばかりです。

 

この考えを持っている上司は、

新入社員の彼がどんなミスをしようとも、

自分が自分に対してそうであったように、

彼を許し、常に彼の能力を信じ、

前向きな言葉・態度で接するでしょう。

 

反対に、

「失敗はいけない。」

「失敗したら周りからの評価が下がる。」

「周りからの評価が低い自分は価値が無い。」

という考えを持つ人がいたとします。

 

ミスをしないように、自分に厳しく、

周りから認められることで自分の価値が大きくなると、

仕事に取り組んできました。

 

この人は、おそらく部下のミスに寛容になれず、

初めは許したとしても、

次第に許せなくなると思います。

 

たとえ許せたとしても、

自分に対してそうであったように、

「能力が低いんだから、しょうがない。」と、

部下になかば諦めたような態度を見せるかも知れません。

 

そして、上司から

諦め・能力不足のようなものを感じた社員は、

「失敗することはダメなんだ」

「周りの言う通りにしよう。自分よりも周りが正しい。」

「自分の力では何も解決できない。」

という考えを少しずつ持ち始めます。

 

それ以降は、

上司の顔色を伺い、怒られることを怖れ、

上司の中の正解を探し、自分の能力不足を責めるかも知れません。

 

これは、あくまでも例えであり、

現実はそんな単純なものでは無いと思います。

 

もっと色々なものが複雑に絡み合い、

簡単に言いきれるものでは無いでしょう。

 

ただ、

①その人のあらゆる行動は、

その人の考えや大切にしていること、価値観等、

全ての内面が形となって現れたものであること。

 

②知らず知らずのうちに、

その行動が良くも悪くも相手に大きな影響を与えていること。

 

この2つは事実だと思います。

 

なので、人に関わる仕事をしている人は、

・自分が自分をどう見ているのか

・どんな考えを持っているのか

・何を大切にしているのか

など、

自分自身の内面を深く知ることが大切だと思います。

 

それが相手に与える影響の源になります。

 

最後に1つ、あるストーリーを紹介させてください。

 

「内海くんからラグビーを取ったら何が残るの?」

中学2年生の私は、担任の先生に、

楽しくないラグビーを辞めたいと相談したとき、

こう言われました。

(あくまで私にとって楽しくなかっただけで、ラグビーを悪く言う意図はありません^^;)

 

この言葉は知らず知らずのうちに、

私の人生に大きな影響を与えました。

 

いつの間にか、

「俺はラグビーをしていないと何も無い人間なんだ」と思い、

社会人になるまでの14年間、ラグビーに多くの時間とエネルギーを注ぎました。

 

もちろんラグビーというスポーツから多くのことを学びました。

楽しい思い出もたくさんあります。

 

しかし、もしあの言葉ではなく、

もっと私の可能性を心から信じた言葉をかけてくれたら、

 

他の選択肢があったかも知れません。

 

自由に挑戦し、経験を積み、成長できたかも知れません。

もっと楽しく充実した学生生活を過ごしていたかも知れません。

 

もちろん今の自分がいるのはこの体験のおかげですが、

ついそんなふうに思ってしまいます。

 

だからこそ特に、

学生に関わる仕事をされている方には

自分の内面に意識を向けて欲しいと思います。

 

そして、

自分自身も謙虚に、かつ勇気を持って、

自分の内面を知ろうと思います。

 

P.S

「リフレクション ー内省の技術ー」

という本がおすすめです!

本に載っているワークに取り組むと、

・あなたが大事にしていること

・あなたがあなたをどう見ているのか

・どんなことを大切にしていて生きているのか

に自然と気づくことができます!

 

よければ参考にしてみてください(^^)

 

執筆者プロフィール

内海 大(うつみ だい)

コーチ
東京都在住 1997年1月16日生まれ

海外旅行と温泉が好きな24歳。

営業マンの父、病院事務の母、歳の離れた姉の4人家族。

父の影響で小学2年生の時にラグビーを始め、14年間ラグビー漬けで過ごす。

筋トレで体だけでなく、メンタルも成長していくことに面白さを感じ、日課になり早9年。

洋楽好きで、英語学習が趣味。
「英語を話せるようになりたい」とニュージーランド留学も経験。

大学時代に塾講師として中高生に英語を教え、高校3年生の女子生徒を担当した際に転機が訪れる。

受験3ヶ月前に模試の厳しい判定結果を受けるも、彼女は志望校を変えず前に進むことを決意し、第一志望校を現役合格する。

彼女とご両親が喜んでいる姿や、彼女の将来が開けたことに嬉しさを感じ、「こんなふうに人と対話しその人に貢献する仕事がしたいな」と漠然と思い描くようになる。

しかし、教育学部を目指し、すでにやりたいことがあった彼女を尊敬する一方で、自身は「やりたいこと」より「お金や世間体」を気にしながら、就職活動を開始。

「面接で取り繕った志望理由を話す自分」
「友達の内定を心から喜べず、焦る自分」

そんな自分の姿を見ないようにして過ごし、志望してるかさえ分からない会社へ就職。

社会人として1年が経った頃、あるYoutubeで「お前は何がしたい」「なぜそれをするんだ」というメッセージに心を動かされる。

「本当に今の会社のままで良いのか、
 一度きりの人生を無駄にはしていないか」

という心の声を大事にし、新卒で入社した会社を10ヶ月で退職。

その後、大学時代に感じていた「人と対話し、貢献する仕事がしたい」という気持ちを大切にコーチングの勉強を始める。

正解がないこの世の中で、対話相手の価値観・信念を一緒に大切にしながら、
相手が対話から気づきを得、前に進もうとする姿をそっと後押しできるこの仕事が大好き。

夢は、自分と向き合い、心から満足した人生を送る人を増やすこと。