皆さん、こんにちは。
北海道旭川市でキャンピングカーレンタルのウレシカを営んでおります山岡です。

先日送迎で新千歳空港に行きました。
久しぶりの空港で多くの人がいて、
前にあった光景に近くなってきたなぁっと実感していました。

実はその空港で、東京から戻ってきた知人と待ち合わせ
ランチに行ったのですが
その時、タイミング良くエレベーターが来たので乗り込みました。
乗った後に振り返ると、車いすで移動をしていたご家族と思われるグループがいました。
目が合ったのでエレベーターに乗るんだろうと思い、
「開」ボタンを押しながら待ってました。

そのご家族と思われるグループは
息子さんが車いす。お母さんがその車いすを押していました。
他にもご主人と娘さん2人の5名で動いていました。
会話のイントネーションから、勝手に西の方からご旅行に来られた家族だろうなぁっと思っておりました。

エレベーターに乗り込む時にも「ごめんなさい。」
途中降りる方が居た時に少しエレベーター内でちょっとだけ移動をしなくてはいけなくて
ご迷惑をかけたと思ったのか、「ごめんなさい。」「申し訳ありません。」と
エレベーターを降りる時に出ていく時にも「開」のボタンを押してたのですが
その時も「ごめんなさい。」とお声をかけて頂き、降りていかれました。

「ごめんなさい。」という言葉は、
人間関係を構築していく上でも自身の成長の為(反省の為)にもすごく必要な言葉だと思っております。
私も、意識的に使ったりすることがあります。

ただ、今回のご家族の「ごめんなさい。」とか「申し訳ありません。」には
すごく違和感を覚えてしまいました。。
時間にとっては1分程の出来事でしたが、その中になんどもなんどもごめんなさいと言っておりました。
過去の色々な経験からその様な言葉をchoiceしたのかもしれません。

確かに、その言葉をかけられてトラブルにはならないかと思います。
それでもせっかく北海道に旅行にきて、謝ってばかりってどうなんだろう。
楽しいのかなぁ~なんて思ってしまいました。。。

「開」ボタンを押して待っていたら
「(待ってくれて)ありがとうございます。」とかになれば
お互い気分よく過ごせるんじゃないかと。。

逆に、今回のシチュエーションでは
我々に対して「エレベーターなんて乗ってないで階段かエレベーター乗ってください」
なんて言われてもおかしくない環境ですからねw(極論すぎますが・・・)

久しく外国のお客様とはコミュニケーションをとる機会がありませんが
英語圏で外国のお客様とお話する時にも同じような事を感じた事がありました。
「Thank you for waiting」などと待ってくれてありがとう。という表現を使う事が多いイメージです。
「Sorry for waiting」とはあまり聞きません。
他にも「Thank you for …」という表現が多いような気がしてます。
※英語が堪能ではない私のヒアリングの結果なので参考までにしてください。

私もウレシカとして今年から
B型終了支援施設さんへキャンピングカーの洗車や清掃をお願いしております。
私はやりたい事があるので、作業的な部分で時間を要していた洗車と清掃をお願いする事になりました。
すごく助かってます。だから極力私も彼らに「ありがとう」という言葉をかけるように心掛けてます。
彼らも内職的な仕事だけじゃなくて外で色々な作業が出来る事が嬉しいのか
楽しそうに仕事をしてくれてます。
集中力は私がやるよりもすごいので、これからの仕上がりが本当に楽しみです!
それでも、まだまだ慣れない作業なので「ココをコウしてください!」とか
「コウしたらいいですよ~」なんてアドバイスをすると、
「申し訳ございません。」という返答が多いような気がしてます。
今までは仕事をしてきても「ありがとう」と感謝をされる機会が少なかったのかもしれません。
だから「申し訳ございません。」や「ごめんなさい。」が多いのかなぁっと感じる事が多いです。

何より昨今のSGDsの取り組みにも障害者雇用に対する目標値が掲げられています。
障害者の雇用が上がる事は、彼らが活躍できる場が多くなるのでいい事だとは思います。
そして障害者も「ごめんなさい」「申し訳ございません」といった仕事を重ねるのではなく
「ありがとう」と言われる仕事が出来る環境づくりもしないといけないんだろうなっと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

執筆者プロフィール

山岡 大介(やまおか だいすけ)

北海道 旭川市生まれ・育ち
大学卒業後、大手通信会社に勤務後
札幌にてキャンピングカーレンタルを共同で起業。その後旭川でウレシカとして独立。

ureska(ウレシカ)
ホームページ:https://ureska.jp/

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